カナダ旅行記 PEIその2
6日はPEIクイーンズ地区一周のドライブ(Central Coastal Drive 全長253キロ)に出かけた。その前にホテルのレストランにて朝食。何の変哲もないメニューだが、何だか美味しそうに撮れたので。(笑)
10時頃に出発。ところが間もなくして道を間違えるわ、タイヤの空気圧低下の警告が出るわで、前途多難を思わせた。すぐにGS(ガソリンスタンドではなく、ガスステーションですね)に立ち寄って、エアコンプレッサーを使いながら悪戦苦闘していたら、中年男性が近寄ってきて「どれどれ見てあげよう」と、手元の空気圧計で測りながら「このタイヤだな」と右後輪を指した。
おかげで無事再充填を済ませて警告も消えた。後で分かったのだが、この人はGSの店員ではなく、たまたま居合わせたお客さんだったのだ。まあ、親切というか、困ったときはお互い様というか、この島の人々の温かさに触れた思いがした。
気を取り直してドライブ再開。まずは、Dalvay Lake という湖の景色。
Brackley-Dalvay 国立公園の海岸
この島は独特の赤土に覆われていて、それで染めたTシャツを土産物屋で見かけた。初めから薄汚れているみたいなので買わなかったが。(笑)
お目当てのアンの家 Green Gables に到着。「緑の切妻屋根」という名前そのままの家が保存されている。
アンの部屋
「恋人の小径」
その他、「お化けの森」も散策したが、やたらと蚊が多い。私は手の指の股のところを咬まれた。何と根性のある蚊だろう。それから、これも現地に行って初めて分かったのだが、アンの家とその一帯は、実はゴルフ場の中にポツンと取り残されたような格好になっていて、「お化けの森」に行くにはグリーンと次のティーグラウンドの間を歩く。ゴルフ場造成のために取り壊される可能性のあったアンの家を守るため、国が買い上げて史跡に指定したのだろうか。
お昼を過ぎたが食べるところが見当たらずドライブを続行。既に耕されて作付を待つ赤い畑が、地平線のかなたまで続いているように見える。
PEIその3に続く。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント