カナダ旅行記 ケベックその2
翌4日はケベック市内を徒歩で観光した。主な観光地である旧市街は、ざっと1キロ四方ぐらいで道も狭いため、歩いて観光するのが丁度いいのだ。この旧市街というのは、もともと要塞であったこの町を取り巻く城壁に囲まれたアッパー・タウン地区と、城壁の東側でセント・ローレンス川に沿ったロウワー・タウン地区からなる。ケベックは北米唯一の城塞都市で古い街並みが保存されていることで、ユネスコの世界文化遺産に登録されている。
その城壁の何箇所には主要道路が通る門(Porte)が設けられている。写真はホテルのすぐ近くにあるサンジャン門である。
その脇から城壁の上に上がると、すぐ外側にケベック州議事堂の正面を望むことが出来る。
城壁を降りて飲食店が建ち並ぶ中心部を抜け、セント・ローレンス川を望むボードウォークを歩いていくと、フェアモント・ル・シャトー・フロンテナックというお城のように立派なホテルが見えてくる。この町の象徴となる建物で、大勢の観光客目当てにストリートミュージシャンがフリューゲルホーンを吹いていたりする。
ここから坂道と階段を下りていくと、ロウワー・タウン地区に出る。その名前から、古びてごちゃごちゃした街並みを想像していたが、実際は全く違っていた。プチ・シャンプラン通りやロワイヤル広場を中心としたこの地区は、文字通り絵葉書のように美しい街並みが残されている。
ケベックその3に続く。
6月11日 休養
6月12日 ジョグ10キロ
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント