『マネーボール』
選手からフロントに転身し、若くしてメジャーリーグ球団アスレチックスのゼネラルマネージャーとなったビリー・ビーンは、自分のチームの試合も観なければ、腹が立てば人やモノに当たり散らす短気で風変わりな男。ある時、ビリーは、イエール大学経済学部卒のピーターと出会い、彼が主張するデータ重視の運営論に、貧乏球団が勝つための突破口を見出し、周囲の反対を押し切って、後に“マネーボール理論”と呼ばれる戦略を実践していく。当初は理論が活きずに周囲から馬鹿にされるが、ビリーの熱い信念と、挑戦することへの勇気が、誰も予想することの出来なかった奇跡を起こす!!(引用終わり)
題名から、年俸が高騰する一方のMLBのウラ事情とか、選手と球団との駆け引きなどがテーマの作品かと思いきや、確かに金銭トレードなどの生々しい話も出てくるが、紹介文にあるとおり、データ重視野球が途轍もない奇跡をもたらすというストーリーである。
日本ではだいぶ前に野村克也氏のID野球などという言葉もあったが、MLBでも最近では多くの球団でデータ重視の戦法が取られているとかで、その嚆矢となったのがこの映画の主人公ビリー・ビーン氏である。実在の人物で、現在もオークランド・アスレチックスのゼネラル・マネージャー(GM)を務めている。
彼のセオリーに従い出塁率重視で獲得した選手が、記録のかかった大一番の試合で活躍するのはお約束の筋書きだが、その活躍の仕方がとても意外で、やっぱり野球は分からない。映画の最初に引用された、「野球の奥の深さには常に驚かされる」というミッキー・マントルの言葉のとおりである。
5月 8日 ジョグ10キロ
5月 9日 休養
5月10日 LSD40キロ
5月11日 休養
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