久保陽子ヴァイオリンリサイタル
橿原神宮のレジデント・ヴァイオリニスト、久保陽子さんのミニ・リサイタルを聴いた。最近まで知らなかったのだが、日本を代表するヴァイオリニストの一人である久保陽子さんが、1年の半分ほどを橿原神宮の中で暮らし、ほぼ毎日ミニ・リサイタルを開催しているという。
以前彼女が主宰するジャパン・ストリング・クヮルテットの演奏会を聴きに行ったことがあり、ミニ・リサイタルの開催場所はいつも走るコース上にある。しかも、無料(笑)。これは是非行かなくてはということで家内と出かけた。
場所は参拝客の休憩場所として建てられたモダンなコンクリート造りの建物の一角で、2階まで吹き抜けになっているので、残響が大変豊かである。聴衆は15名ほど。宮司さんと思われる白装束の男性もいる。最初に久保さん自身による曲目解説、演奏上の苦労話などが紹介されてから始まるという、とてもアットホームな雰囲気で行われた。
曲目は、バッハの無伴奏ソナタ第2番と、パガニーニの24のカプリースから第9~12番。自身CDも出しておられる自家薬篭中のレパートリーであるが、まるで初めて取り組む曲のような真剣さが感じられた。無料のミニ・リサイタルでも全く手抜きをしないところがプロの一流奏者である。少しでも気の緩みがあると音楽が破綻してしまうのが、これら無伴奏曲の怖いところだろう。
2月28日 休養
月間走行 253キロ
3月 1日 休養
3月 2日 LSD20キロ
3月 3日 ジョグ10キロ
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