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2011/10/12

『鳥』

51w1qigjh0l__sl500_aa300_言わずと知れたヒッチコックの名作である。先日、奈良駅前でムクドリの大群を見かけたことで触発され、この3連休で時間がとれたので観てみた。アマゾンの紹介文。

サンフランシスコ近郊の漁村で、新聞社社長令嬢メラニー(ティッピー・ヘドレン)が1羽のカモメに額をつつかれた。そして翌日、カモメの大群など多数の鳥たちが人間に向かって襲いかかっていく…。ある日突然、理由もなく鳥が人間を襲うという、鳥が大の苦手というアルフレッド・ヒッチコック監督ならではの奇抜な発想で送るパニック・スリラー映画。原作はダフネ・デュ・モーリアの短編小説だが、実際に鳥が人間を襲った事件を多数リサーチした上での映画化でもあり、撮影には2万8000匹の鳥が用いられているが、いつかこの世が鳥に支配されるのでは?と思わせるような終末観にも満ちあふれている。ヒッチコックは本作のテーマを「自然は復しゅうする」だと語っている。(的田也寸志) (引用終わり)

10月11日 休養
10月12日 ジョグ10キロ

解説者は「パニック・スリラー映画」と、ひと纏めにしてしまっている。パニックとスリラーは少し意味が違うような気もするが、でも何となく分かるような気もする。

とにかく怖い。その怖さだけで、この映画は十分成り立っている。音楽を一切使っていないこととか、メラニーとミッチの交際を巡る人間関係とか、鳥たちの襲撃の理由が明かされないままの結末とか、そんな諸々のことが瑣末にすら思えるほどである。

当分の間、夕方に奈良駅前を通るときは身構えるに違いない。(苦笑)

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