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2011/08/23

『共鳴』

51ej3qna2l__sl500_aa300__2堂場瞬一の最新刊。アマゾンの紹介文。

祖父・麻生和馬・元刑事/頑固一徹対孫・新城将・無職/引きこもり。ご近所トラブルの解決に精を出す和馬とネット命の将とのぎこちない同居生活。ある日、近所の高校生から「両親が祖母を安楽死させたのではないか」と悩みを打ち明けられ、将は心の奥底に封じ込めていたある疑惑を蘇らせた。共に暮らす中で祖父の生き方を知り、孫は真相を探ろうと決心する。 (引用終わり)

8月22日 ジョグ10キロ
8月23日 ジョグ10キロ

従来の堂場作品とは一風変わった味わい。むしろ真保裕一の作風に近いかもしれない。近所の高校生健太との「共鳴」をテーマに、最後は家族の再生に向けての明るい希望を残しつつ終わる。

いつもながら、やや話を引っ張りすぎの感はあるが、新聞社勤務のかたわら、こうした作品を次々に上梓する作者の馬力には感心するばかりである。懲りもせず、図書館にまた新作の予約を入れてしまった。(苦笑)

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