奈良の三条通りから少し南に入った路地の角である。一見何の変哲もない普通の家に見えるけれども、どうやら小料理屋か何からしい。先日、サラリーマン風の男たちが出てくるところを見かけたのだ。
ガラス戸を透かして見ると、なるほどカウンターらしきものの前に椅子が並んでいる様子である。建物の大きさからせいぜい5、6席しかないと思われるが、看板も暖簾もないのは常連さんのみを相手にしているからだろうか。
一見の客は断られるに違いないと、小心者の私はとてもこのガラス戸を開ける勇気がないのである。
4月10日 LSD20キロ
4月11日 休養
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