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2011/03/04

『沈黙の檻』

004160_2堂場瞬一は久しぶり。アマゾンの紹介文。

迷宮入りした17年前の殺人事件の犯人だと名指しされた運送会社社長・末松。なぜか犯行を否定せず、マスコミに「ノーコメント」と繰り返すのみ。その末松の命が狙われた。警護を命じられた所轄署の刑事・氷室は、彼の人間的魅力に惹かれ始める。一方、かつての事件で実父を殺された青年タケは、親父と慕う末松の無実を信じていた。そして新たな殺人が…。哀切なる警察小説、堂場瞬一の新境地。書き下ろし長篇ミステリー。 (引用終わり)

3月3日 ジョグ10キロ
3月4日 休養

四六判378頁の書き下ろし長篇。この作家の最近の傾向として、事件の真相を明かさないまま、最後までとことん話を引っ張る。その真相も途中で大体の想像がつくのだが、それでもというのか、それゆえにというのか、その通りの結末を読み終えた後でも、末松の厳しい生き方や、それに共鳴してしまった氷室の思いが胸に迫ってくる。

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