『沈黙の檻』
四六判378頁の書き下ろし長篇。この作家の最近の傾向として、事件の真相を明かさないまま、最後までとことん話を引っ張る。その真相も途中で大体の想像がつくのだが、それでもというのか、それゆえにというのか、その通りの結末を読み終えた後でも、末松の厳しい生き方や、それに共鳴してしまった氷室の思いが胸に迫ってくる。
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四六判378頁の書き下ろし長篇。この作家の最近の傾向として、事件の真相を明かさないまま、最後までとことん話を引っ張る。その真相も途中で大体の想像がつくのだが、それでもというのか、それゆえにというのか、その通りの結末を読み終えた後でも、末松の厳しい生き方や、それに共鳴してしまった氷室の思いが胸に迫ってくる。
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