アメリカ旅行こぼれ話
今回の旅行では今年関空に就航したデルタのシアトル便を利用した。既に予約段階で、現在では格安チケットはほとんど出回らず、自分でネット予約するのが最も安いという状況変化を目の当たりにしていたが、搭乗手続きも各自プリントアウトしたeチケットを持参し、キオスクと呼ばれる機械にバーコードを読み取らせてチェックインするのが当たり前になっている。
それ以外にも時代の変化を感じさせられた点が2つ。
ひとつは米国内での機内インターネットの普及である。今回乗った米国内便は全て Gogo という無線LANが搭載されていた。デルタのサイトによれば近々全ての国内便に完備されるそうである。機内のパンフレットによれば接続料も無料ということらしい。「らしい」というのは、残念ながら自分の持参したパソコンの無線LANが作動しなかったからだが、隣席のビジネスマン氏はメールやチャット、スポーツニュースを楽しんでいた。
もうひとつは国内便の受託手荷物が有料化されていることで、デルタの場合1個目は25ドル、2個目は35ドルも取られるのだ。そのため、乗客は機内持込み可能なギリギリのサイズのバッグを持ち込もうとする。LAからNYへの移動には深夜便を利用したが、同じように時間を節約したいビジネスマン達でほぼ満席状態のところへ皆大きな荷物を持ち込むものだから、離陸前の機内は大混乱に陥った。
頭上の棚に収まりきらない荷物が通路に仮置きされている有様で、後から乗り込む乗客の荷物は仕方なく無料で預かる破目になっている。おかげで出発が30分も遅れてしまい、デトロイトでのNY便乗継はほぼ絶望的と見られたが、こちらとしては$25×3も負担した上に、それを払わない乗客のために接続ミスしたのでは堪らない。ダメモトで既に closed となっていた搭乗口に急いでみたら、すぐに機内と電話連絡を取ってくれて Come in! とギリギリで乗せてくれた。
デルタでは受託手荷物1個目が無料になる特典を付した提携クレジットカードを宣伝しているが、人の弱みに付け込んだ一種のマッチポンプ商法のような気がしてならない。
11月15日 ジョグ8キロ
11月16日 ジョグ10キロ
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コメント
NYマラソン、お疲れさまでした。
NYって、わが街もNYなんですけど・・・。(爆)
しかし飛行機って、結局は同じ重量載せることになるんですよね。預けても、機内持ち込みでも。
なんか矛盾してますよね。
投稿: ゴン | 2010/11/18 19:46
ゴンちゃん
我が街のNY市って、もしかして
セントラルパークまであったりしませんか?
同じ重量だとしても、受託手荷物の場合は
ある程度破損の責任まで負うことになるので
有料にしているのでしょうかね。
投稿: まこてぃん | 2010/11/18 21:40