接待マラソン

毎年この時期、取引先とのゴルフコンペがあり、一斉メールで連絡が回ってきた。ゴルフには無縁の私はパスするだけであるが、ふと「接待マラソン」などというものが出来ないか考えてみた。

東京マラソンをきっかけに各地のマラソン大会で参加者が急増、抽選方式では競争率が何倍にもなったり、先着順でも受付初日で一杯になる大会が多い。そこで・・・

「いつもお世話になっております。その後ランニングは続けておられますか？　ところで、○○マラソンには参加されないのですか？」
――え？　あの大会は競争率×倍っていうじゃない？
「いえいえ、実は協賛企業枠というのがあるんですよ。今なら何とか押さえられますので・・・」
――しかしなあ。スタート時間も早いし、移動が大変なんだよね
「ご心配なく。当日はお車で迎えに上がります。車中で簡単な朝食も用意しますよ」
――１万人以上の大会は混雑がネックだしなあ
「それも大丈夫。着替えは専用のテントがあり、トイレもついてますから。招待の△△選手とのツーショット写真もＯＫですよ」
――ううむ
「フィニッシュされたら□□ホテルでお風呂に入ってサッパリ。そのあと綺麗どころと一席設けさせていただきますので是非！」
――行きます！（笑）

マラソン人口が増えれば、やがてこんな時代がやってくるかもしれない。接待されることなんて死ぬまでありそうにない身としては、ちょっとイヤな予想だ。いや、それまでには引退しているか。（苦笑）

１０月５日　ジョグ１０キロ
１０月６日　休養