『四千万歩の男 忠敬の生き方』
伊能忠敬の偉業やその人生について、ある程度の知識はあったが、最近、定年後とか第二の人生について考えることが多くなり、俄然関心が高まったので手に取ってみた。
小説本体が実は彼の測量の最初の1年ぐらいで終わっていることが分かったし、何か所かの引用で大体の感じが掴めたので、本体を読む時間が節約できた気がする。
それにしても、引退まで商売で巨額の富を稼ぎ、その後は自分の好きな仕事に余生を捧げた彼の生き方は、トロイ遺跡を発掘したドイツのシュリーマンの先達となっているようで面白い。
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