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2010/06/07

『定年ゴジラ』

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重松清著。版元紹介文。

暇であっても退屈ではない!老朽化したニュータウンで第2の人生を歩み始めた定年4人組の物語。
開発から30年、年老いたニュータウンで迎えた定年。途方に暮れる山崎さんに散歩仲間ができた。「ジャージーは禁物ですぞ。腰を痛めます。腹も出ます」先輩の町内会長、単身赴任で浦島太郎状態のノムさん。新天地に旅立つフーさん。自分の居場所を捜す4人組の日々の哀歓を温かく描く連作。(引用終わり)

6月6日 ジョグ10キロ
6月7日 風邪のため休養

私自身、○○ニュータウンという名の住宅街に高校時代以来ほぼ一貫して住み続けてきた。ここに書かれている物語はとても他人事と思えない。

ましてや、ランナーとしての現役を引退してから、これから先の生き方を考えることが多くなった昨今、次のような「町内会長」さんの述懐は胸を打つ。

「俺、思うよ。何歳まで生きられるか知らないけど、六十歳から先の時間を削って若い頃に回すことができてりゃあな、って。一日がせめて二十五時間あれば、仕事も、家のことも、もっともっとたくさんできたんだよな。悔しいよ、いまこんなに時間が余ってるのが」(204頁)

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