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2010/05/23

マラソン論~その17

4週サイクル×3回の内容は持久走、スピード走、レースペース走である。基礎練習ではゆっくり長く走り込むことで基礎体力をつけた。そこから最終的にレースペースで42キロを走り切るための過程を踏んで行くのである。最初はまず一定のスピードで30キロ程度を走り切れる持久力を養成する。

「一定のスピード」とは、ここでは目標とするレースペースより若干遅い程度で構わない。自分の場合はキロ15秒から20秒ほど遅いペースで設定していた。これは基礎練習での走り込みの程度や当日の体調、さらには天候などに応じて、最終的には勘も働かせて自分自身で匙加減する。

後のレースペース走でもそうだが、この練習でのペース設定は大変重要である。一番良いのは、多少の余力を残して終えることができるペースである。いわゆる「伸び代」を残すことで次の練習にうまく繋がっていく。次が、かなりの余裕をもってラクに終わってしまうペース。練習としては不足だが、体にダメージが残るよりは良い。

良くないのは、全く余裕がなくてオールアウトして終わってしまう場合である。練習としては十分だが体のダメージが残り、次の練習に影響してしまう。最悪なのが、余裕どころか計画していた距離を走り切れず、途中でリタイアしまうケースである。心身ともにダメージが残るだけで、そんな練習ならやらない方がマシだ。

さて、4週サイクルの中では、1週目から3週目まで徐々に距離を伸ばしていく。私の場合は20キロからスタートして30キロまで伸ばしていった。最盛期は35キロまで伸ばしたこともある。この距離の設定も、上記と同様の匙加減が必要である。難しくもあるが、そこが面白いところでもある。

5月22日 LSD20キロ
5月23日 休養

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コメント

そうなんですよね~~
私 ここらあたりが失敗してますわ。

今までは甘い甘い練習しかしてこなかったので
ここ何年か 強度をあげて って
してましたが その分 オールアウトになることも
しばしばでした。

やっぱり 自己新とリタイヤは紙一重なのか~~

投稿: たけちゃん | 2010/05/24 18:32

たけちゃん
エラソーに言っている自分自身、
設定より速めのペースで突っ込んでしまい、
途中で修正できないまま、最後はオールアウト
というパターンが多いです。(泣)

投稿: まこてぃん | 2010/05/24 22:51

今回の講義で、今までの疑問が解けました。

なるほど、少しずつペースも距離も上げていく
のですね。この辺りを勘違いしていました。
これまで、練習でもきついペースで走らないと
練習した気がしなかったので、オーバーペース
で走っていました。それで、疲れて2,3日
間隔が開いたり。。。

もっと、自分自身の適正ペースや、体調に敏感に
ならなければいけないなと思いました。

投稿: ジョー | 2010/05/25 00:37

理論ばかりで 頭ばかりで 実践が伴わないのは
あかんですが


理論も考えも頭もなく 行き当たりばったりの実践はもっとアカンっといことで 一応の慰めと~~(笑)

投稿: たけちゃん | 2010/05/25 01:01

ジョーさん
「講義」だなんて…(笑)
3週間で徐々に上げていって
最後の週で抜くというサイクルは、
人間のバイオリズムにも合致して
いるような気がしています。

たけちゃん
「理論」だなんて…(笑)
連載の初めに書いたように、
そんな大層なものではありません。
試行錯誤して体で覚えたというか…

投稿: まこてぃん | 2010/05/25 23:09

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