« 1か月ぶりのランニング | トップページ | マラソン論~その8 »

2010/04/23

マラソン論~その7

「ホッピング」を譬えに、地面からの反発力を前方への推進力に変えるということを書いてきた。

ところで人間は脚が2本あり、2本のホッピングを交互に弾ませて走るわけである。そのリズムを作るのは骨盤部の水平方向の回転運動(ねじれ)であり、そこでもインナーマッスルの働きがあるわけだ。

しかし、その水平方向の運動は骨盤部だけで作られるのではなく、腕振りによって得られる背骨のねじれと連動している。会話の中で「最近走ってますか」とか言う場合に、腕を前後させるアクションを取る人がいるが、走るという運動の基本を誰もが本能的に知っているわけである。

もともと四足歩行していた我らの祖先が直立二足歩行に移行して何万年経つのか知らないが、前脚と後脚を一緒に動かすという運動の原理は今の人類の体にも残っているのだ。

腕振りの支点である肩甲骨は、脚では骨盤に相当する重要な部位である。肩甲骨から背骨、骨盤にかけての一体となったダイナミックな動きを意識しなければならない。

4月22日 ジョグ5キロ
4月23日 ジョグ5キロ

|

« 1か月ぶりのランニング | トップページ | マラソン論~その8 »

コメント

ホッピング 地面からの反発力を利用しようとすると
身体が上下動するのでは?
私は今まで なるべく上下動しないようにしてきましたが 今日思ったことは ある程度(適正な量)上下動は必要ではないかななって思ってきました。
でお昼休みしてみましたが 気持ちよく走れたようにも
感じました。 これで自己新できればな~~
 ターサー買いました~~(笑)

投稿: たけちゃん | 2010/06/08 16:14

たけちゃん
もちろん、上下動が全くないわけではありませんが、
走るという運動のためには無駄な動きです。

「反発力を前方への推進力に変える」ということ。
多分、思われている以上に骨盤を前に出すことが必要です。
それでは転んでしまうので、上体を後ろに反らせる。
そうすると骨盤と背骨の接続部がくの字に凹むはずです。

投稿: まこてぃん | 2010/06/08 21:38

今晩は~
そうなんですよね~~ 無駄な上下動はあかんやろなぁ
でも 何が何でも上下動を起こさないために
ばねの利いた(反発力利用ふぉーむ)ができないのであれば これは本末転倒ではないかなぁ
そして私ひょっとしたらそうかもしれない と思ったので 少しはねないようにするのを抑え気味にして練習してみようかなぁ っと思っています。また機会があればみてくださいね。 見せてくだしね。

投稿: たけちゃん | 2010/06/09 01:55

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: マラソン論~その7:

« 1か月ぶりのランニング | トップページ | マラソン論~その8 »