マラソン論~その5
前回までに「摩擦ではなく反発」「形ではなく意識」と言った。そのことをもう少し具体的に説明するにはどうしたら良いか、いろいろと喩えを考えていて思い当たったのが、下の写真のような遊具である。バネがついた竹馬のようなもので、「ホッピング」と言うらしい。
遊具のバネがランナーの骨盤の筋肉(インナーマッスル)、その下のポールがランナーの脚に相当すると考えてほしい。地面からの反発力を受け止めるのはバネ(インナーマッスル)であって、ポール(脚)はその力を伝達するための棒に過ぎない。
では、この運動を単なる上下動ではなく、前方への動きに変えるにはどうしたら良いか。それはこの遊具で遊ぶ子供でも分かる。体を前傾させれば良いのだ。体を傾ければ傾けるほど水平方向のベクトルが大きくなり、より多く前方への推進力に変わる。
もちろん、傾け過ぎれば転倒してしまうことになる。それを避けるためには上体を反らして重心を後ろに戻してやることだ。下半身は前傾、上半身は後傾した、左側から見て「く」の字の体勢を取ることになる。お腹は臍の辺りが前に迫り出し、逆に背中は腰骨の上の辺りが凹む。
こんな感じだ。
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コメント
ホッピング なつかしなぁ
これ買ってもらえませんでしたぁ(苦笑!!)
私はボールを想像しています。
ぽんぽん弾みながら前進する~
それ 投げ方によってはその場で弾むだけから
前進向きのチカラがおおきいとすぐに
はずまずにころがる~
その中間を(笑)
投稿: たけちゃん | 2010/04/21 09:17
たけちゃん
ボールの弾力ですか・・・。
下り坂だと勝手に前進しますが、
前傾姿勢というのは無理ですね。
いっそ、転がるように走りますか。(笑)
投稿: まこてぃん | 2010/04/21 22:29
私 ボールが弾む感じでいってました~
ドッジボールのぉ(苦笑!!)
今度はホッピングで~
投稿: たけちゃん | 2010/04/22 09:51