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2010/04/29

血液検査結果

先日行った献血の血液検査の結果が郵送されてきた。6年ぶりだったので検査数値がどう出るかちょっと不安があった。

結果は全て標準値の範囲内でホッとしたが、コレステロールが245と標準値上限の250に近い。以前から200を超えていたところに、鳥取マラソン以後全く走らず、飲み放題食べ放題の生活をしていた結果だろう。

ただし、赤血球数も484と以前の400強の水準から大幅にアップした。ランニングを始める前には500を超えていたけれども、僅か3週間でかなり回復するものだ。人間の体って正直に、いやうまく出来ているなあ。(笑)

4月28日 ジョグ10キロ
4月29日 LSD20キロ

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2010/04/27

マラソン論~その9

前回まで「フォーム」について、正確に言えば「体の動かし方に関する意識の持ち方」について述べてきた。「フォーム論」はこれぐらいにして、次回からは練習のやり方について書いていきたい。

しかし、繰り返しになるが、何よりも効率的なフォームを身につけることが前提になる。最初に取組むべき練習は、まずフォームの改善である。では、そのためにはどういう練習をすれば良いのか。

残念ながらその答えを持ち合わせていない。他人のフォームを見ても、どこが問題なのか指摘することも出来ない。専門家ならひと目見て欠点を指摘できるのかもしれないが、素人である私としてはただ、「意識の持ち方が重要だ」としか言いようがないのである。

ただし、ひとつだけヒントを差し上げるなら、「脚が勝手に前に出る感覚」、「空中に浮遊している感覚」が掴めるようになることが目安になるかと思う。

初めは緩い下り坂でその感覚を掴み、それが平地でも、そして最後は上り坂でも感じられるようになればしめたものだ。あとは頭の位置や足の接地など、細かい部分の微修正をしていけば良いのだ。

4月26日 ジョグ10キロ
4月27日 休養

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2010/04/25

マラソン論~その8

前回、肩甲骨から背骨、骨盤が一体となった動きについて書いた。中でも肩甲骨の動きは重要だ。地面に接する脚と違って、腕は空中を自由に動かせる。腕振りによる肩甲骨の動きが、走るという運動の起点、原動力になっているのだ。

FR方式のクルマに譬えれば、肩甲骨(エンジン)から背骨(シャフト)を経て骨盤(後部車軸)に動力が伝わり、それが脚(タイヤ)を動かすというイメージになる。

それほどに腕振りは重要なのだが、脚に比べると添え物程度の注意しか払われていない場合が多い。「終盤で疲れてきたら腕振りを意識する」といった類である。どうして序盤は腕振りを意識しなくていいのか。そうしないから疲れてくるのではないのか。

肩甲骨を効果的に動かすためには、腕振りは後方に引くことを意識する必要がある。以前に観た映画『奈緒子』の中で、主人公が「肘で後ろにある太鼓を叩くようなつもりで」と言っていた。映画で陸上指導に当たった金哲彦先生のアドバイスだと思われるが、実に分かりやすい譬えだ。

4月24日 ジョグ10キロ
4月25日 ジョグ10キロ

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2010/04/23

マラソン論~その7

「ホッピング」を譬えに、地面からの反発力を前方への推進力に変えるということを書いてきた。

ところで人間は脚が2本あり、2本のホッピングを交互に弾ませて走るわけである。そのリズムを作るのは骨盤部の水平方向の回転運動(ねじれ)であり、そこでもインナーマッスルの働きがあるわけだ。

しかし、その水平方向の運動は骨盤部だけで作られるのではなく、腕振りによって得られる背骨のねじれと連動している。会話の中で「最近走ってますか」とか言う場合に、腕を前後させるアクションを取る人がいるが、走るという運動の基本を誰もが本能的に知っているわけである。

もともと四足歩行していた我らの祖先が直立二足歩行に移行して何万年経つのか知らないが、前脚と後脚を一緒に動かすという運動の原理は今の人類の体にも残っているのだ。

腕振りの支点である肩甲骨は、脚では骨盤に相当する重要な部位である。肩甲骨から背骨、骨盤にかけての一体となったダイナミックな動きを意識しなければならない。

4月22日 ジョグ5キロ
4月23日 ジョグ5キロ

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2010/04/21

1か月ぶりのランニング

鳥取マラソン以来の1か月のランオフが明け、ようやく今日ジムで久々に走った。レースの疲れは完全に抜けたが、足の爪の回復は思わしくない。

しかし、「マラソン論」などとエラソーにぶっている手前、いつまでもサボっているわけにはいかず、また連日の酒ぴたりで体重も激増中である。(苦笑)

最初は走り方も思い出せない有り様だったが、2、3キロ走ると調子が出てきた。しかし、今日のところは5キロで自重した。大型連休には本格復帰したいものだ。

4月21日 ジョグ5キロ

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2010/04/20

マラソン論~その6

前回までに効率的なフォームづくりと、そのための意識の持ち方について述べた。大雑把に言えば「下半身は前傾、上半身は後傾」ということになる。

しかし、やってみれば分かるが、これはかなり不自然な姿勢であり、保持し続けるのは決してラクではない。ましてや、そのままで42キロを走破するには相当な努力を要する。

努力のポイントは「体幹(インナーマッスル)の強化」ということに尽きる。フォーム改善と体幹強化。これがマラソンの記録向上の要諦であると私は考えている。特にマラソン終盤の落込みは、エネルギーの枯渇もあるが、体幹の筋力が持たないことでフォームが乱れ、運動効率が落ちることによるものだ。

体幹強化のための筋トレは色々とある。先日テレビで高橋尚子が巨人・高橋由伸選手を取材中に、体幹強化の筋トレを実地に披露していた。10種類近いメニューを次々と紹介するQちゃんの姿に、由伸選手も最後は呆れたような顔をしていた。

市民ランナーはそこまでする時間も体力もないと思うが、最低限の腹筋背筋はやる必要があると思う。私の場合は、仰向けに寝て脚を45度上げては下ろす腹筋運動と、ジムで45度の台に腹這いに乗って、曲げた上体を起こす背筋運動をそれぞれ100回、走る前にやっていた。

ただし、筋トレはそれだけで、マシンを使った脚筋トレなどは一切やっていない。脚は地面の反発力を体幹に伝えるだけの強さがあればよく、それ以上の余分な筋肉は必要ないと思うからだ。一流ランナーの脚は実にスリムで美しいのである。

たとえ脚の怪我や故障で走れないとしても、腹筋背筋なら出来るだろう。体幹強化の絶好のチャンスと捉え、腹筋背筋の強化に取組んでおくことをお勧めする。

4月20日 バイク30分

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2010/04/19

『無理』

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久々の奥田英朗。版元紹介文。

町村合併でできた人口12万人のゆめの市。古くからある商店街はさびれ、国道沿いの「ドリームタウン」が唯一の盛り場だ。この街で暮らす5人――社会福祉事務所で生活保護支給業務に就く相原友則、東京生活を夢見る女子高生の久保史恵、詐欺まがいの商品を売りつけるセールスマンの加藤裕也、スーパーの保安員をくびになり、新興宗教に救いを求める堀部妙子、県議会に打って出る腹積もりの市議会議員・山本順一――が鬱屈を抱えたまま日々を送り、やがて思いがけない事態に陥っていく。奥田ファン待望、『最悪』『邪魔』以来となる渾身の群像劇です!(YB)(引用終わり)

4月18日 休養
4月19日 バイク30分

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2010/04/17

マラソン論~その5

前回までに「摩擦ではなく反発」「形ではなく意識」と言った。そのことをもう少し具体的に説明するにはどうしたら良いか、いろいろと喩えを考えていて思い当たったのが、下の写真のような遊具である。バネがついた竹馬のようなもので、「ホッピング」と言うらしい。

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遊具のバネがランナーの骨盤の筋肉(インナーマッスル)、その下のポールがランナーの脚に相当すると考えてほしい。地面からの反発力を受け止めるのはバネ(インナーマッスル)であって、ポール(脚)はその力を伝達するための棒に過ぎない。

では、この運動を単なる上下動ではなく、前方への動きに変えるにはどうしたら良いか。それはこの遊具で遊ぶ子供でも分かる。体を前傾させれば良いのだ。体を傾ければ傾けるほど水平方向のベクトルが大きくなり、より多く前方への推進力に変わる。

もちろん、傾け過ぎれば転倒してしまうことになる。それを避けるためには上体を反らして重心を後ろに戻してやることだ。下半身は前傾、上半身は後傾した、左側から見て「く」の字の体勢を取ることになる。お腹は臍の辺りが前に迫り出し、逆に背中は腰骨の上の辺りが凹む。

こんな感じだ。

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2010/04/15

ようやく本物登場

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「ミルク入り砂糖なし」の缶コーヒーのことを以前から何度も書いてきたが、各社とも「砂糖ゼロ」を謳ってはいても、実は人工甘味料は入っていた。

このたびUCCからついに人工甘味料もゼロの新商品が登場した。題して「ザ・クリア」。メタリックのパッケージはブラックの商品に近いイメージだ。

お味の方も程よい苦味が利いていてスッキリしている。流石はコーヒー専業メーカーである。ただ、街中でこの会社の自動販売機をなかなか見かけないのが残念だ。

4月14日 バイク30分
4月15日 バイク30分

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2010/04/13

マラソン論~その4

反発力を生かした効率的なフォームはどうすれば身につくか。マラソンの入門書などでよく見かけるのは、良いフォームの特徴とされる点をいくつか挙げて、そういうポイントを意識しながら走ってみましょうというものである。

曰く、上下動や左右のブレが少なく、重心の直下で着地して、腰高で骨盤が前傾していて、フラット着地で接地時間が短い、云々。では、そういうポイントを意識して走っていれば良いフォームは身につくのか。

残念ながら答えは否であると私は思っている。外見的な特徴をいくら真似してみたところで、いつまで経ってもフォームは改善できない。そうではなくて、地面からの反発力を前方への推進力に変えるという力学を、頭でなく体で理解することが出発点なのだ。

それが理解できない限り、闇雲に試行錯誤してもフォームは良くならない。逆にそれが理解できれば、上に挙げた良いフォームの諸々の特徴は「結果として」自然に現れてくる。

便宜上「フォーム」という言葉を使っているが、重要なのは「形」とか「外見」ではない。「体の使い方に関する意識」こそが重要なのだ。だんだん禅問答みたいになってきたが(笑)、次回はもう少し具体的に述べよう。

4月13日 バイク30分

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2010/04/12

映画『風が強く吹いている』

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三浦しをんの原作に大いに感銘を受けて以来、映画化されるのを首を長くして待っていた。先週末からレンタル解禁となったので早速観てみた。

大部の原作のエッセンスをうまく映画化していると思うが、練習内容とか、駅伝本番の段取りの部分が省略されているのは、ランナーとしてはちょっと食い足りない感じがした。

「速い」ではなく「強い」、というキモのところはさすがに外していないが、もうちょっと説明がほしかった。とはいえ、青春スポーツものとして楽しむには全く不足はない。

俳優陣もなかなかの走りをしていた。ムサ役が白戸家のお兄さんだったり、ハイジ役の小出恵介が「のだめ」のティンパニスト真澄君だったり、意外な発見もあって面白かった。

4月12日 バイク30分

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2010/04/11

6年ぶりの献血

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英国滞在者への制限措置がようやく緩和され、今季の予定レースも終わったので、実に6年ぶりとなる献血に行ってきた。

紙にスタンプを押していた献血手帳は、電子式の献血カードに変わっていて、受付では浦島太郎状態だったが、献血の中身は全く変わらない。

久々に400mL抜いてもらってスッキリした。今回は家内も高校生以来という献血に協力してくれた。

4月11日 休養

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2010/04/10

マラソン論~その3

「効率的なフォーム」「ラクに走れるフォーム」とは何か。今回は結論から言おう。それは「摩擦ではなく反発で走るフォーム」である。人が歩くときは地面と足との摩擦力で前に進む。ところが、走る場合は別の力学が働く。

走る運動では空中に浮かんでいる時間があり、着地した際に体重の何倍もの力がかかる。その際、作用反作用の結果として同じだけの反発力を人は地面から受ける。その力を利用するということである。

もちろん、走る場合にも摩擦がないわけではなく、氷の上では走ることができない。0か100かということではなく、地面からの反発力をできるだけ多く、前方への推進力に変換するということである。良いフォームを身につけることでそれが可能になる。

また、摩擦力に頼った走り方から脱却することで、足、くるぶし、ふくらはぎ、膝などの負担を軽減できる。摩擦熱が原因のマメもできにくくなる。「良いフォームで走ると故障しにくい」というのはそういうことだ。

では、反発力を生かした効率的なフォームはどうすれば身につくのか。次回以降、考えてみよう。

4月10日 休養

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2010/04/09

『赤い月、廃駅の上に』

Isbn9784840126540_2有栖川有栖著。この作家の本は初めてである。版元の紹介文。

赤い月の光----。それは邪気を招く不吉な月。鬼月が出た夜は、異界への扉が口をあける…。17歳の引きこもりの青年が、クロスバイクで旅に出た。四日目にある町の廃線跡の駅舎に辿り着き、野宿をする。そこに現れた鉄道忌避伝説を追う30代の鉄ちゃんライターの佐光。空に赤い月が出ているのを見た青年は不気味さを振り払おうとダベり始める。深夜に差しかかるころ、佐光はトイレに行くため駅舎を出る。それを見計らったかのように、赤い月はますますその光を増し…。怪談専門誌『幽』に連載された8編に加え、他誌に発表された2編を加えた初の怪談集、堂々刊行。(引用終わり)

4月9日 休養/完全休肝

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2010/04/08

マラソン論~その2

前回、フォームの重要性について述べた。しかし、「速ければフォームなんかどうでもいいんだ」という人も、逆に「私は速いランナーではないからフォームなんか関係ない」という人もいるだろう。

しかし、フォームを改善することで、既に速いランナーでも更に記録が向上する可能性がある。それほど速くないランナーでも、もっとラクに走れるようになるだろう。

では、「良いフォーム」とは何か。「速く走れるフォーム」という答えがあるかもしれない。しかし、マラソンのスピードなら誰でもトップ選手と同じ速さで走ることは出来る。マラソンのTV中継で沿道の観客が併走しているのがよく映っている。

でも、そのスピードで42キロを走ることは、選手には出来ても観客には出来ない。短距離ならいざ知らず、マラソンでは一定のスピードで「長く走り続ける」ことが求められているのだ。当然、フォームも「長く走れるフォーム」でなければならないことになる。

では、「長く走れるフォーム」とは何かというと、「効率的なフォーム」ということに尽きる。「ラクに走れるフォーム」と言い換えてもよい。同じスピードで走るのに最小のエネルギーで済ませること。それにより後半の落ち込みを抑えて走り切ること。それが理想の走りである。

エリートランナーの走りを間近に見た人なら知っているだろう。それは決して「見るからに速そうな」走りではない。「あんなスピードで走っているのが信じられないほど、ラクに走っているように見える」走りなのだ。

次回は「効率的なフォーム」とは何かについて考えよう。やたらに引っ張るようだが(笑)、順を追って述べていくのでしばらくご辛抱を。

4月7日 バイク30分
4月8日 バイク30分

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2010/04/06

マラソン論~その1

マラソンで最も重要だと私が考えること。それはフォームである。良いフォームで走ることで記録が向上し、また怪我や故障をしにくくなる。

「なぁんだ」「それは分かってるけど」と、がっかりされたかもしれない。その気持ちはよく分かる。野球でもゴルフでも大抵のスポーツ入門書を開くと、最初のページにそんなことが書いてある。「そんな御託はいいから、早く上達するコツ、ツボを教えろ」と。

でも、ちょっと待ってほしい。良いフォームは全ての基礎であり、それができていないでコツも何もあったものではない。まず良いフォームを身につけること。その基礎の上に立って計画的に練習を積み上げていくこと。遠回りなようでいて、これがマラソンの記録向上への最も確実な方法なのだ。

一方、怪我や故障に悩まされているランナーは私の周囲にも多い。私の見るところ、多くの場合フォームに改善の余地があるにもかかわらず、つまり体が十分対応できていない状態のまま、きつい練習を課そうとして怪我をしてしまうようだ。それでしばらく走れないとますます焦り、怪我を押して走り始めてまた怪我をするという悪循環に陥る。

逆に、いったん良いフォームを身につければ、高いレベルの練習に対応できるようになり、その練習をこなすことで更に体が対応して、より高いレベルの練習に臨めるという好循環を生む。

では、「良いフォーム」とは何か。次回はそれを考えてみよう。

4月6日 休養

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2010/04/05

『交錯』

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堂場瞬一の新シリーズ「警視庁追跡捜査係」第1弾。版元紹介文。

白昼の新宿で起きた連続殺傷事件―無差別に通行人を切りつける犯人を体当たりで刺し、その行動を阻止した男がいた。だが男は、そのまま現場を立ち去り、そして月日が流れた。未解決事件を追う警視庁追跡捜査係の沖田大輝は、犯人を刺した男の僅かな手がかりを探し求めていた。一方、同係の西川大和は、都内で起きた貴金属店強盗を追って、盗品の行方を探っていた。二人の刑事の執念の捜査が交錯するとき、それぞれの事件は驚くべき様相を見せはじめる。長篇警察小説シリーズ、待望の第一弾。(引用終わり)

4月5日 バイク30分

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2010/04/04

マラソン論~はじめに

記録狙いの第一線ランナーからの引退、およびブログ開設5周年&10万アクセスを記念して、マラソンについてこれまで考え、実践してきたことを、思いつくままに述べてみたい。

予めお断りしておくが、子供の頃からひどい運動音痴で、マラソンはもちろんスポーツ全般についてきちんとした指導を受けた経験が一度もないので、これから書くことが理論的に正しいかどうか全く保証の限りでない。

ただ、金哲彦先生や田中宏暁先生の本を読んだり、ランニング雑誌の記事やラン友たちの話を参考にして、自分なりに考え、実践してきたことで、自分なりに満足のいく実績を残してきたのは事実である。

そのプロセスそのものが自分にとってのマラソンの醍醐味だったと言って過言ではない。読者諸賢におかれては、私の拙いマラソン論を含めて、決して他人の意見を鵜呑みにせず、ご自身で考え、実践されることをお勧めする。

その上で、次回は私がマラソンで一番重要と考えることについて述べてみよう。

4月3、4日 休養

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2010/04/02

3年前と同じ光景

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今日は休暇を取って息子の大学入学式に参列した。3年前の娘のときは午後の部だったが、今回は午前9時開始とあって前夜から息子の下宿に泊り込んで臨んだ。おかげで満員電車に乗らずに済み、余裕を持って会場に到着して2階の特等席を確保した。

式そのものは3年前と同じで、賛美歌、聖書朗読、祈祷のあと学長の式辞、アメリカ人女性院長の英語祝辞と続く。山田耕筰作曲の校歌は今回は初見ではなかったが、凝ったメロディはなかなか頭に入らない。

終了後、今年度新設された学部の校舎を覗いてみた。まだペンキの匂いの残る真新しい建物は本当にきれいで、自分の学生時代とは比較にもならない。学費は高いけれども、ちょっとだけ納得できた。(苦笑)

4月1、2日 休養

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