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2010/02/23

『夜想』

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貫井徳郎著。アマゾンの紹介文。

事故で妻と娘をなくし、絶望の中を惰性でただ生きる雪籐。だが、美少女・天美遙と出会ったことで、雪籐の止まっていた時計がまた動き始める。やがて、遙の持つ特殊な力は、傷ついた人々に安らぎを与え始めるが…。あの傑作『慟哭』のテーマ「新興宗教」に再び著者が挑む。魂の絶望と救いを描いた、渾身の巨篇。(引用終わり)

2月22日 休養(送別会のため)
2月23日 軽いビルドアップ10キロ

『慟哭』に続いて新興宗教(そのものではないが)をテーマにした長篇。妻子を交通事故で突然亡くした主人公雪籐が、不思議な能力を持つ少女遙に出会ったところから、この二人を中心とした教団のような組織が自然発生し、拡大し、そしてある事件を契機に大きな転換点を迎えるというストーリー。

最後のところで雪籐は、それまで怪しげな人物だと思っていた笠置の「あなたは救われたのではなく、救われたいと願っていただけ」という言葉を素直に受け入れるに至る。「自分を救うのは自分でしかない」という大変重い命題を残しながらも、小説は明るく終わっている。

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