「扉をあけます」の語感
年始挨拶回りで京都に何度か出張があり、このところ京阪電車に乗る機会が多かったが、車内アナウンスで気になる点があった。駅での停車直前に「右(左)側の扉をあけます」と言っているのである。
近鉄など他の私鉄では「…扉がひらきます」と言っていると思う。他動詞と自動詞の違いということで、物事を車掌の側から見るのか、乗客の側から見るのかの違いと言えばそれまでだが、それだけでないニュアンスの違いを感じる。
「扉がひらきます」と言えば、「通常開閉する扉が今回も問題なく自動的にひらく」といったニュアンスであるのに対し、「扉をあけます」と言うと、「通常は開閉しない非常用などの扉を臨時に手動であける」といったニュアンスを感じてしまう。
自分だけの特異な感じ方なのかもしれない。しかし、京阪電車に乗るたびに違和感を感じてしまい、貴重な休憩時間なのに気になって眠れないのである。(苦笑)
1月17日 LSD36キロ
1月18日 休養/完全休肝
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
うんうん 京阪だけですね~~その言い方をするのは。
あとJRでは ドアから手を離してお待ちください。
これもあるときからはじまりましたね~
そんなの常識なんですが 常識がね~~~
なっかなかね~~
投稿: たけちゃん | 2010/01/19 09:40
たけちゃん
相変わらずの掛け合い漫才ですな。(苦笑)
ところで肝心の「語感」はどうですか?
投稿: まこてぃん | 2010/01/19 23:12
やっぱり同じ思いですわぁ。
でもいつからやろかな?
昔はそう言ってなかったように記憶しています。
私が思うには特急の停車駅が増えてからでは
ないかなぁ 補助椅子に座っている人に
たってもらうために そういった言い回しに
なったのかと思いますぅ。
投稿: たけちゃん | 2010/01/20 09:47
たけちゃん
同じように感じられますか。
それは良かったです。
確かに特急では「補助椅子を
ご利用の方はお立ち下さい」
と放送していますね。
投稿: まこてぃん | 2010/01/20 22:45
京阪ではありませんが気になっていたこと・・・5年位前JRでは「扉を閉めます」他の私鉄では「扉が閉まります」と言っていました。今はJRも「閉まります」になりましたが、自然に扉が閉まるわけではなく、その放送をしている車掌が自分の意思で閉めるわけですから「閉めます」のほうがまともかなと思っていました。「ドアから手を離して・・・」は私鉄でも言ってますね。これを言い出した頃は「ドアに引き込まれる恐れがありまから・・・」と言っていましたので、どこかでそんな事故があったのかな?と思って聞いていました。
投稿: A☆ | 2010/01/21 20:43
A☆さん
「扉を閉めます」は、どういう訳か
私もそれほど違和感ありません。
「乗り降りは早く済ませよ」とか
「駆け込み乗車をするな」
といったニュアンスはありますが。
「ドアから手を離してお待ち下さい」は
確かにJRでは必ず言っていますね。
きっと訴訟沙汰でもあったのでしょう。
以前はドアに「指詰め注意!」という
ステッカーが貼ってありましたが
「さすがにヤ○○の本場の関西らしい」
という評判が広まってやめたのだとか。(笑)
投稿: まこてぃん | 2010/01/21 23:02
確か お子さんが挟まれて裁判になったからだと
思っています。
しかしなんですなぁ 回転ドアの事故もそうやし
みな無茶しても平気で文句いうもんなぁ(汗;;;)
投稿: たけちゃん | 2010/01/21 23:06