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2009/12/09

『慟哭』

Hm030_2『愚行録』の貫井徳郎のデビュー作で、北村薫氏推薦とあったので読んでみた。版元紹介文。

連続する幼女誘拐事件の捜査が難航し、窮地に立たされる捜査一課長。若手キャリアの課長を巡って警察内部に不協和音が生じ、マスコミは彼の私生活をすっぱ抜く。こうした状況にあって、事態は新しい局面を迎えるが……。人は耐えがたい悲しみに慟哭する――新興宗教や現代の家族愛を題材に内奥の痛切な叫びを描破した、鮮烈なデビュー作。(引用終わり)

12月8日 ジョグ10キロ
12月9日 ジョグ10キロ

連続幼女誘拐事件の難航する捜査状況と並行するかのように、「胸に穴が開いた」男が新興宗教にのめり込んでいく様子が描かれる。その男のバックグラウンドがあまり語られないところにトリックが潜んでいるのだが、最後にそれが明らかになったところで、「ああ、やっぱりな」という気持ちと、あまりに作為的な設定に「それはないだろう」という思いが相半ばして、ちょっと白けてしまった感じである。

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