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2009/11/18

『40 翼ふたたび』

51c87s4v04l_sl500_aa240_石田衣良著。アマゾンの紹介文。

40歳から始めよう。 人生後半、胸を張れ。
人気作家が初めて描く同世代のドラマ。著者、会心の長編小説が誕生!
人生の半分が終わってしまった。それも、いいほうの半分が。
投げやりに始めたプロデュース業で、さまざまな同世代の依頼人に出会い変身する吉松喜一、40歳。生きることの困難と、その先の希望を見つめた感動作!(引用終わり)

11月17日 ジョグ5キロ
11月18日 ジョグ5キロ

前回の『約束』もそうだったが、「再生」とか「やり直し」は、この作家のテーマのようである。それにしても、「負け組」だった登場人物たちが揃って見せ場を作る、最後の「日比谷オールスターズ」など、いくら何でも甘過ぎるストーリー展開である。

ただ、自分としては直前に読んだ『愚行録』の「人間の思いやりだの真心だの…」という現実論、悲観論とは対照的な物語を読んでみたかったので、作り話と分かっていても多少救われた思いがしたのは事実である。23年間引きこもっていた男を救出した標題作「翼ふたたび」の結末では、不覚にも胸が熱くなってしまった。

ところで、自分自身は今日が51歳の誕生日。40歳は既に遠い昔で、気力体力の衰えを痛感する日々である。

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コメント

あぁ!そうだった!
お誕生日おめでとうございます♪
福知山頑張ってくださいね。私も今週末はフィラデルフィア・マラソンです。楽しみです。

投稿: ともちゃん | 2009/11/19 10:41

ともちゃん
ありがとうございます。
フィラデルフィアか。いいなあ。
午前7時スタートは大変ですね。
フィニッシュ地点は美術館前。
是非72段の石段を駆け上って
両腕を高く挙げて吠えなきゃ。(笑)

投稿: まこてぃん | 2009/11/19 22:40

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