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2009/07/19

『青の懺悔』

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堂場瞬一の「真崎薫」シリーズ第2弾。アマゾンの紹介文は今回も長文だ。

刑事は辞めても刑事なのか――。人生の挫折はいくらでも取り戻せる。だが、それができるのは過ちに対し、責任を取る姿勢がある人間だけだ。
神奈川県警を辞め、私立探偵の看板を掲げた真崎薫(まさき・かおる)は、ネコ探しを依頼されるなど、慣れない探偵業に無聊(ぶりょう)をかこつ日々を送っていた。
ある日、高校時代の野球部の仲間、長坂(ながさか)が訪ねて来る。スポーツ選手の代理人をやっているとのことだが、なかなか上手くいかないようで、真崎と同様、燻(くすぶ)る日々らしい。それから数日後、長坂が結城(ゆうき)を伴って真崎の元を再訪する。結城も高校時代の仲間であり、プロ入りした野球選手で、FA権を取得後、メジャーへ挑戦したが思うような成績は残せず、2年で日本に戻り、元のチームでプレーすることになっていた。憔悴(しょうすい)した様子の結城は、息子・翔也(しょうや)が誘拐されたと真崎に打ち明けるのだった……。(引用終わり)

7月18日 休養/完全休肝
7月19日 LSD37キロ

警察組織からはみ出てしまった刑事真崎、メジャーをお払い箱になったプロ野球選手結城と、その代理人長坂。3人はいずれも同じ高校の野球部出身。そこに結城の息子翔也の誘拐事件が発生して…と、これまで読んできた堂場作品のエッセンスを凝縮したような内容である。

堂場ワールドに馴染んだ者には、行きつけの店に入ったような安心感がある一方、例によって大体の結末が読めてしまい、やや緊張感に欠けるのは否めない。一連の事件の発端は最後になって明かされるけれども、だからと言ってこんな危ない橋を渡るのか、という不自然さが残った。

被害者夫婦の過去の関係者についてかなり引っ張った挙句、結局事件とは全く無関係だったりで、後になってみると冗長な部分も散見される。馴染みの居酒屋で看板まで楽しく飲んだはずなのに、朝になってみると全く記憶がなく二日酔いで頭が痛い。そんな感じか。(苦笑)

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