阪神なんば線に初乗り
新線が開通したからといって、用事もないのにわざわざ乗りに行くほどの鉄道ファンではないので、開業後1か月以上経っての初乗りとなった。終日雨の予報のため福島のジムで走った帰りに、たまたま難波に買い物に寄るついでがあったため、西九条で乗り換えた。
西九条から難波までの延伸区間は用地買収の不調のため、1960年代から頓挫したままになっていたそうだ。九条までのたったひと駅にも半世紀の歴史があるというわけだ。西九条はJR環状線を跨ぐ高架駅で、次の九条は地下駅である。高い防音壁に囲まれて分かりにくかったが、地下にもぐる箇所をかろうじて写すことができた。
乗ったのは尼崎発大和西大寺行き普通電車。近鉄難波改め大阪難波駅まで4キロ弱で所要時間10分足らず。阪神から近鉄への乗務員交代はてっきり難波でと思っていたら、意外にもひと駅手前の桜川だった。近鉄の回送列車の引き上げ線が難波から桜川に移ったからだそうだ。
してみると、阪神は営業路線としては難波まで延伸したものの、運用上は桜川どまりとなっているのだ。まさかカーネル・サンダースの呪いではないだろうが、ここにも「阪神」と「難波」の因縁浅からぬ関係が窺えるみたいで、ちょっと面白い。
4月24日 ジョグ10キロ/完全休肝
4月25日 軽いビルドアップ10キロ
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コメント
まこてぃんさん、今晩は。
なんおかんの言ったってちゃんとかぶりつきで
撮影されてますやん、それもばっちりと。
なんば線沿線住民の感想としては
近鉄奈良線の新延って感じですぅ。
尼崎まで近鉄の運営がすっきりすると思っていますぅ。
ではでは
投稿: たけした | 2009/04/28 18:43
たけした@沿線住民さん、
お久しぶりです。
事業主体の西大阪高速鉄道株式会社は
阪神と大阪市がそれぞれ約30%出資、
近鉄は約1%なので、やはりこれは
阪神の延伸線というべきでしょう。
ちなみに、大阪市はかつて市内交通を
独占したい立場からこの計画に反対し、
対抗するため千日前線を建設したとか。
投稿: まこてぃん | 2009/04/28 22:34