ようやく20世紀に入った?
今日は音楽ネタ。
若い頃から何度か聴いてきたけれども、それほど好きではなかった作品が、ある時を境にして急に深い感銘を与えるようになることがある。「腑に落ちる」という言葉があるが、頭でなく体で理解できるようになるとでも言えばよいだろうか。
楽曲の構成だとか特徴的なメロディといった客観的現象の表面的理解にとどまらず、その曲に内在している音楽的脈動が自分の中で共振するような深い一体感を感じると言うのか・・・。ますます分からなくなってきた。(苦笑)
具体的な現象としては、ベルリオーズの idée fixe (固定観念)ではないが、その曲のメロディが繰り返し繰り返し、頭の中に自然と浮かんでくる。そのうちにCDをちゃんと聴かないと得心がいかなくなる。そんな状態だ。
少し前にはブラームスのピアノ協奏曲第1番、メンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」、ブルックナーの交響曲第8番といった辺りがそうだったのが、最近ではストラヴィンスキーの「春の祭典」、ショスタコーヴィチの交響曲第5番、バルトークの「管弦楽のための協奏曲」と、どんどんと年代が下ってきている。
私の音楽理解はようやく20世紀に入った段階ということなのだろうか。
4月20日 ジョグ10キロ
4月21日 ジョグ10キロ/完全休肝
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