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2009/02/11

メンデルスゾーンの八重奏曲

80142_2今週からランを再開して4日目の今日は芋ケ峠まで往復してきた。いつもの橿原神宮公苑は建国記念の日で文字通り大変な騒ぎになっているからだ。街宣車のスピーカーから流れる大音声が自宅まで聞こえていた。

それに比べて飛鳥はまだ春の観光シーズンには早く、とても静かだった。LSDに欠かせないBGMは昨日のNHK-FMの「クラシックカフェ」。1曲目はメンデルスゾーンの八重奏曲変ホ長調作品20。私の大のお気に入りの1曲である。

とりわけ第1楽章のコーダ(終結部)で、第1ヴァイオリンが歌い始めた1本の旋律が次第に高揚していって最後の力強い和音に至るところは、あたかも芽吹いた蔓草が見る見る成長していって、見事な装飾模様へと発展していく様を見ているようで、何度聴いてもわくわくするような興奮を覚える。

ところで、弦楽四重奏を倍にした編成のこの曲の演奏は、2つの弦楽四重奏団が共演するという形が多く、私が愛聴しているのもクリーヴランドQとメリオラQによるテラーク盤だ。ちなみに、以前同じNHK-FMで某四重奏団が重ね録音したCDを聴いたことがある。合奏の統一感という点では優れているだろうが、やはりそれは邪道というものではないか。

今回の演奏はイタリア合奏団によるもので、どちらかというと室内楽的な求心性というより、あたかも小オーケストラのような表現の幅と広がりを感じさせる、シンフォニックな演奏だった。

なるほどそういう解釈、演奏の方向性もあるのかと気付かされ、独創性に満ちたこの曲の深い魅力を改めて実感した。これが作曲者16歳の時の作品というから、いかに彼が早熟の天才であったかが分かるというものだ。

2月10日 ジョグ10キロ
2月11日 LSD20キロ

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コメント

>>クリーヴランドQとメリオラQ

あぁ!私もこの盤、愛聴しています。

すばらしい作品ですよね。

メンデルスゾーンは生涯、裕福で過ごしたようですが、そういう人間にも神は才能を与えるんだな!と思います(^^;。

投稿: 高橋 | 2009/02/12 22:54

高橋さん
相変わらず東奔西走のご活躍ですね。
さて、メンデルスゾーン家はご存知のように
ユダヤ人の裕福な実業家だったのですが、
ドイツ社会に溶け込むための決断なのか、
キリスト教に改宗しているのですね。
その辺り、彼なりに悩みはあったのかも。

投稿: まこてぃん | 2009/02/13 22:27

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