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2008/12/28

『焔』

Flame『大延長』に続いて堂場瞬一の野球ものを読んだ。アマゾンの紹介文。

プロ9年目の今季、FA権を取得するスターズの主砲・沢崎。一流の成績を残しながら打撃タイトルとは無縁で、「無冠の帝王」の称号に甘んじていた。アメリカ在住のスポーツエージェント・藍川は「大リーグを目指すなら、死んだ気になってタイトルを取りに行け」と沢崎を激励。彼は期待に応え、チームメイトの四番打者・神宮寺と首位打者争いを繰り広げてきた。ペナントレースは残り10試合。藍川の描いた“栄光”へのシナリオは、一点の翳りもないように見えたが……。実力派が放つ衝撃の野球サスペンス!(引用終わり)

12月27日 ジョグ10キロ
12月28日 LSD20キロ

物語はメジャー入りを目指す沢崎、そして藍川の策略や打算を軸に展開するが、最後にはそうした小賢しさを超越した、野球というスポーツの本来の楽しさが前面に出てくる。『大延長』も、設定は異なるが同じようなテイストの作品だった。著者は心から野球を愛しているのだろう。

沢崎は今季最終戦であり得ないような打撃を見せるが、結末はそれ以上にあり得ない奇想天外さである。しかし、2001年の近鉄優勝を目の前で見た自分としては、実際にあったとしても不思議ではない気もする。

ところで、この本のカバーを外した本体の表紙は野球のスコアになっているのだが、図書館で借りた本はカバーが接着されていてほとんど見ることができない。僅かに見える端の部分から、おそらく小説中のスターズ今季最終戦のスコアと思われる。試合の全貌を鳥瞰することができるであろうだけに残念である。スコアに関心があるのはオケだけではないのだ。(笑)

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