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2008/12/31

走り納め

今日は走り納めで芋ケ峠まで往復のLSD20キロ。相当冷え込んでいるなと思っていたら、峠の頂上付近では今年初めての雪がチラついていた。BGMは当然ながらベートーヴェンの交響曲第9番他。セル指揮クリーヴランド管のキビキビした演奏が凛とした冬空にぴったりだった。

これで年間走行距離は4031キロとなった。月平均で約336キロだから我ながらよく走ったものだと思うが、過去のダイアリーを見ると昨年は4865キロ、一昨年は5030キロも走っていた。

自己ベストの更新が叶わなくなったのを年齢のせいにしていたが、単純に練習量が足りないだけなのかもしれない。ただ、それだけの距離が踏めなくなった原因は、仕事のせいなのか、やっぱり年齢のせいなのか。そんなややこしいことを考えながらの年越しである。(苦笑)

12月31日  LSD20キロ
月間走行距離  338キロ
年間走行距離 4031キロ

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2008/12/30

あえて2キロ走

今日の練習は2キロ走×5本。福知山の終盤、脚は残っているのに心肺が目一杯になってしまった反省から、この時期には異例であるがスピード練習を入れてみたのだ。年末年始の連休は考えてみれば集中的に練習できる期間でもある。それより、よく考えてみれば別大まであと1カ月なのだ。(焦)

練習後の昼食は年内今日までの王将で餃子の食べ納め。いったい1年間で何人前を食べたことだろう。(苦笑)

12月29日 ジョグ10キロ
12月30日 2キロ走(7分45秒程度)×5本を含む14キロ

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2008/12/28

『焔』

Flame『大延長』に続いて堂場瞬一の野球ものを読んだ。アマゾンの紹介文。

プロ9年目の今季、FA権を取得するスターズの主砲・沢崎。一流の成績を残しながら打撃タイトルとは無縁で、「無冠の帝王」の称号に甘んじていた。アメリカ在住のスポーツエージェント・藍川は「大リーグを目指すなら、死んだ気になってタイトルを取りに行け」と沢崎を激励。彼は期待に応え、チームメイトの四番打者・神宮寺と首位打者争いを繰り広げてきた。ペナントレースは残り10試合。藍川の描いた“栄光”へのシナリオは、一点の翳りもないように見えたが……。実力派が放つ衝撃の野球サスペンス!(引用終わり)

12月27日 ジョグ10キロ
12月28日 LSD20キロ

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2008/12/26

今季の新機軸(食事篇)

Nattoサウナの活用に続く今季の新機軸。といってもこれまたショボい話で、ご覧のように今年は納豆を食べるようになったというだけのことだ。

カラダにいいことは以前から分かっていて、ランナー友達から勧められたこともあったが、あの特有の臭みと、ネバネバ糸を引くのが嫌だった。

それよりも、納豆を食べるのは関西人の沽券に関わるような気がしていたのだ。ちょっと大袈裟か。

しかし、最近行きつけの定食屋のメニューに納豆朝食なるものがあり、たまには変化をつけるのも良いかと思って試してみた。もしかして関西市場向けに味付けを変えているのかもしれないが、それほど抵抗なく食べられた。

これも昔は全く受け付けなかったレバーといい、ランナーでなかったら恐らく一生手を出さなかったに違いなく、マラソンの効用は食生活の改善にまで及んでいる。

12月25日 休養
12月26日 ジョグ10キロ

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2008/12/24

高速道路の「上り」「下り」(続き)

高速道路の「上り」「下り」という表現は改めるべきだと17日に書いたが、実は同時に朝日新聞「声」欄に投稿していた。幸い編集者の目に留まったようで、明日25日付朝刊(大阪本社版)に掲載される予定となった。

以前、NHKの電波削減問題についての投稿が掲載されて以来、約2年半ぶりである。しかし、私は決して「投書マニア」などではない。それほどヒマではない。個人のブログでいくら吠えても仕方ないがどうしても言っておきたいというテーマがあれば、その時に投稿するだけのことだ。

12月24日 ジョグ10キロ

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2008/12/23

ジャズ事始め

中学生の時に目覚めて以来、音楽は一貫してクラシックを愛好してきた。聴くだけでは満足できず、高校ではブラスバンド、大学ではオーケストラに所属してクラリネットを演奏した。しかし、最近ではオーディオセットの前に座って構えて聴く機会はほとんどない。通勤電車の中か、ジョグやLSDの時に携帯プレーヤで聴く場合がほとんどである。

Jazzそういう変化と関係があるのかどうか自分でも分からないが、最近なぜかジャズに関心を持っている。ちょうどツタヤで5枚千円のセールをやっていたので(動機はそれかい・笑)、ガイド本を参考に適当に選んでみた。

講談社新書のこのガイド本によれば、「ジャズとクラシックは想像以上に共通点がある」と書かれているし、意外にハマってしまうかもしれないという予感がしている。

12月22日 LSD36キロ
12月23日 ペース走10キロ(39分52秒)を含む14キロ

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2008/12/21

初めて手帳を買う

入社して長い間、手帳は会社から毎年支給されていた。会社はその他にも創立何周年記念と称して電化製品をくれたりして、まあまあ気前がよかったのである。それがもう十年以上も前になるだろうか、急に世知辛くなって、電化製品はおろか手帳すら配るのをやめてしまったのだ。

ただ、それ以降も出入りの業者さんが年末挨拶でカレンダーと一緒に置いていく手帳で何とか事足りていた。前の出向先では関係の商社さんからもらったものがお気に入りだった。しかし、最近の経済情勢の急速な悪化のためか、今年に限っては実に1冊も回ってこない有様なのである。

そろそろ新年のスケジュールもポツポツ入ってきているし、いつまでの今年の手帳の余白にメモしていたのでは間に合わなくなってきた。年末の挨拶回りももうそれほど期待できないので、ついに自腹で1冊購入する覚悟を決めた。入社以来、おそらく初めての経験である。

ただし、スケジュールといっても、せいぜい会議やアポが日に一二件ある程度だから、やれ電子手帳だのシステム手帳だのと大層なものは必要ない。胸ポケットに収まるサイズの、できるだけ薄いものが望ましい。書店で物色してみたが意外にコレという商品がない。

財布と相談の上、何とか妥協できる範囲で選んだのが高橋書店の「No.112」というものだ。陳列棚には「手帳は高橋」と大書されていて、何だか誰かさんのブログみたいなストレートな表現が気に入った。古い手帳からスケジュールを書き写せば、もう年内の仕事は終わったようなものだ。(笑)

12月20日 休養
12月21日 ジョグ10キロ

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2008/12/19

一生幸せになりたかったら

少し前、ジムのトレッドミルで走りながら何気なく見ていたTVで某タレントが紹介していた話。検索してみると既にあちこちのブログで取り上げられているが、なかなかよく出来た話なので遅ればせながら書いておく。いくつかのバリエーションがあるし、そもそも原文は不明だろう。

「一日幸せになりたかったら、散髪屋に行きなさい」
  すっきり気分爽快。横山やすしは毎日行っていたそうな。 

「一週間幸せになりたかったら、車を買いなさい」
  新車独特の匂いとピカピカのエンジンルームにウットリ。

「一カ月幸せになりたかったら、家を買いなさい」
  うちはまだ設計図の段階から皆舞い上がっていたが。(苦笑)

「一年幸せになりたかったら、結婚しなさい」
  これはノーコメント。(笑)

では、「一生幸せになりたかったら」・・・

12月18日 ジョグ10キロ
12月19日 ジョグ10キロ

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2008/12/17

高速道路の「上り」「下り」

年末年始の帰省・旅行シーズンが近づいた。車での長距離の移動に高速道路を使う人も多く、例年この時期になると主要な高速道路の渋滞予測が発表されている。それを見ていていつも思うことだが、「上り」「下り」という古めかしい表現は改めてはどうか。

首都中心の発想は地方分権の時代にそぐわないだけでなく、慣れない道路ではどちらが上りでどちらが下りなのか、とっさに判断できない場合があるからだ。

上り下りは道路の起点を基準に決められ、原則として東京方向が上りとなるようだが、起点終点の位置関係によっては例外もある。大阪と奈良を結ぶ西名阪道は大阪が起点のため、大阪から奈良へ向かう方向(名古屋、東京方向)が下りである。

無用な混乱を避けるため今後は東西南北の方角で統一してはどうか。既に「名神高速の西行き大阪方面」などと放送されることがあり、違和感は少ないと思われる。米国の高速道路はこの方式であり、外国人にも分かりやすいだろう。案内放送の変更だけなら、さほど人手やお金がかかる話ではあるまい。

12月16日 ジョグ10キロ
12月17日 軽いビルドアップ10キロ

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2008/12/15

センチメンタル出張(続)

Tofukuji_2 今日は午前中、京都本社で定例会議。年明けからは大阪で開催するということなので、いよいよ京都に行く機会が少なくなりそうだ。それでというわけではないが、いつもとは違うルートで帰阪することにした。

京都駅界隈で用事をひとつ済ませて、いつもなら河原町から阪急に乗るところを、JR奈良線で東福寺まで一駅乗って、そこから京阪電車に乗り換えて中之島に向かった。

「知る人ぞ知る」的な経路で、ネットの路線検索でもあまり出てこないが、学生時代に楽器の師匠が東福寺に住んでおられて、レッスンに通う際に何度かこの経路を利用した覚えがあるのだ。半分ノスタルジーで選んだようなもので、実際には近鉄京都から丹波橋で乗り換えた方が便利だ。

Nakanoshima_2終点中之島駅のコンコースではこんな発見もあった。中之島一帯のライトアップに合わせて駅のコンコースにもイルミネーションを施しているそうな。

天井の蛍光灯も青色に変えるなどなかなか芸が細かい。なるほど、地下通路なら昼間から楽しめるわけだが、ほとんど人通りがないのが玉に瑕か。(苦笑)

12月14日 ペース走10キロ(41分21秒)を含む14キロ
12月15日 ジョグ10キロ

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2008/12/13

銀メダル到着!

Medal1福知山マラソンの50~54歳の部2位のメダルが本日到着した。大会から3週間もかかったのは、上位入賞者のドーピング検査に時間を要したから・・・というわけではない(笑)。繰上げでも何でもない正々堂々の銀メダルである。

メダル獲得は03年1月の十津川マラソン(ハーフ)40歳以上の部の3位以来である(メダルはこっちの方が立派だが・苦笑)。自己ベストの更新が望めなくなった今となっては、こういうものを励みにしてせいぜい頑張っていきたい。

Medal2 12月12日 完全休養
12月13日 ジョグ10キロ

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2008/12/11

What's in a name?

何日か前の新聞記事で、今年生まれた子供の名前のランキングが出ていた。ベネッセが毎年行っている調査で、今年は大河ドラマの影響か女の子では「葵(あおい)」が1位になったという。流行り廃りで一生ものの名前を決めるのもいかがかと思うが、男の子では「慧」が順位を上げたとあった。

もちろん北京で金メダルを取った柔道(現格闘家)の石井慧選手にあやかったものらしいが、うちの愚息は17年前からこの字を使っている。それがどうしたと言われそうだが、名づけ親としては少しだけニンマリとしたのである。(笑)

タイトルはシェイクスピア「ロミオとジュリエット」の名セリフ。名前が何であろうと、わが子はわが子、なのだけど。

What's in a name?  That which we call a rose
By any other name would smell as sweet.

名前が一体なんだろう? 私たちがバラと呼んでいるあの花の、
名前がなんと変わろうとも、薫りに違いはないはずよ。
(中野好夫訳)

12月10日 ビルドアップ10キロ
12月11日 ジョグ10キロ

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2008/12/09

『チーム』

Team刑事ものと並んで堂場瞬一がお得意とするスポーツ(陸上)ものの最新作。発売がこの10月末というのは、テーマである箱根駅伝の季節を当然意識したものだろう。アマゾンの紹介文。

誰のために、何を背負って、俺たちは襷をつなぐのか――。
母校代表としての箱根駅伝出場を逃した「敗れた強者」たちで構成される、<学連選抜>チームが挑む二日間、東京~箱根間往復217.9kmの苦闘と激走を描く! 俊英が迫真の筆致で書き下ろした、入魂の長編駅伝小説! (引用終わり)

以下、ネタバレはあまりないはず。(笑)

12月8日 ジョグ10キロ
12月9日 ジョグ10キロ

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2008/12/07

トラ・トラ・トラ!

67年前の明日未明(日本時間)帝国海軍はハワイ・オアフ島真珠湾の米海軍太平洋艦隊に対する奇襲攻撃を行った。その時の総指揮官であり旗艦赤城に対して「トラ・トラ・トラ」(ワレ奇襲ニ成功セリ)と打電したのが淵田美津雄海軍中佐である。

実はごく最近知ったのであるが、この淵田氏は奈良県出身で旧制畝傍中学卒、晩年は何と我が家から数百メートルの場所に住んでいたのだ。私が越してきた昭和49年当時はまだ存命であった。

Fuchida_2氏の住んでいた家は既に取り壊されて敷地は小学校の一部になっている。歿後10年に当たる昭和61年に作られた「渕田邸跡」という石碑に僅かに名残を留めるのみとなっている。

12月6日 ジョグ10キロ
12月7日 LSD20キロ

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2008/12/05

元の木阿弥酒びたり

Asahi福知山の前はピタリとやめていたお酒だが、案の定、大会終了と同時に見事に元の木阿弥となった。特に家で飲む時は帰る心配をしなくて良いので、ついつい度を越してしまう。

そんな状態なのに、またこんなものを買ってしまった。アサヒビールの業務用のジョッキである。先週末にハードオフで他のものを物色中に発見して、税込63円という安さに惹かれた。(笑)

で、「他のもの」は何かといえば、これがオンザロック用のグラスというから全く始末に負えない。(苦笑)

12月4日 風邪気味のため休養
12月5日 ジョッキ、いやジョグ10キロ

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2008/12/03

『神の領域』

Kami堂場瞬一著。「刑事・鳴沢了」シリーズに登場した横浜地検の検事・城戸南がスピンオフして主人公となり、警察顔負けの捨て身の捜査に奔走する。アマゾンの紹介文。

横浜地検の本部係検事・城戸南は、ある殺人事件を追ううちに、陸上競技界全体を蔽う巨大な闇に直面する。それは、箱根駅伝途中棄権という城戸自身の苦い過去とその後の人生に決着を迫る闘いとなった。あの「鳴沢了」も一目置いた横浜地検検事の事件簿。(引用終わり)

12月2日 ジョグ10キロ 
12月3日 軽いビルドアップ10キロ

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2008/12/01

映画『帝国オーケストラ』他

貧乏なので映画は専らレンタルDVDでしか観ないが、珍しくロードショウで2本鑑賞した。『帝国オーケストラ』と『ベルリン・フィル 最高のハーモニーを求めて』。ともにベルリン・フィル(BPO)の創立125周年を記念して制作された一種の記録映画で、DVD化されることはまずないと思われるからだ。

Cinenouveau上映館は関西では数少ないアート系の単館「九条シネ・ヌーヴォ」である。今回初めて行ったが、商店街の外れの隠れ家のような場所にあり、外観内装ともに非日常的な怪しい雰囲気満点で、思わず高校の文化祭を思い出してしまった。(笑)

『帝国・・・』はナチスドイツ時代に第三帝国のプロパガンダに利用されたとされるBPOの実際の様子を、当時の団員の証言を交えて検証するという重い内容である。

BPO団員は兵役を免除され、空襲のさなかにも演奏会を続行し、戦地での慰問演奏も行なっていた。「自分たちは芸術家であって政治家ではない」という信念はあっても、困窮するベルリンの一般市民からは冷ややかな目で見られ、同年代の兵士たちの負傷した姿を見ると、恥ずかしいという思いを禁じえなかったという述懐には心を打たれた。

『最高のハーモニー・・・』は、2005年のBPOのアジアツアーを追い、退団間際のベテラン団員(ファゴットのヘニング・トローク!)から新人テスト団員までのオケマンたちの苦悩と喜びを克明に描き上げている。レベルは全然違うけれども、30年前の自分自身のオケマン体験とタブって、何度も頷いてしまった。英語とドイツ語がチャンポンのサイモン・ラトルの話が最後まで面白かった。

11月30日 LSD20キロ
月間走行距離 305キロ
12月 1日 ジョグ10キロ

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