« 早起きは三文の徳 | トップページ | ほんまや! »

2008/09/11

『疑装』

511iz0npaul堂場瞬一の鳴沢了シリーズ第9作。カバーの紹介文。

西八王子署管内で保護された、日本語は分かるようだが喋らない少年。鳴沢はどことなく勇樹と重なる彼を気遣うが、病院から忽然と消えてしまう。調査を進めると少年が日系ブラジル人であること、父親が罪を犯し、ブラジルに帰国したことが判明する。単なる失踪なのか、あるいは・・・・・・強引に捜査に乗り出した鳴沢は、一路群馬に飛ぶ。(引用終わり)

9月10日 ジョグ10キロ
9月11日 ジョグ10キロ

作を追うごとにストーリーを引っ張りすぎの感が強くなってきた。今回も例によって途中でほぼ事件の真相が推察できるだけに、事件の複雑な背景や登場人物の心の動きなどをもう少しきめ細かく描き込んで欲しかった。

さて、弁護士宇田川からの電話で予告される次回シリーズ最終作は上下2巻の大作である。これまでの主要登場人物も揃いオールスターキャストで大団円、という寸法らしいので期待することにしよう。

|

« 早起きは三文の徳 | トップページ | ほんまや! »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『疑装』:

« 早起きは三文の徳 | トップページ | ほんまや! »