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2007/11/06

『裏窓』

517k2fr6t3l__aa240_引き続いてヒッチコック。アマゾンの紹介文。

足を骨折し目下のところ車椅子生活を強いられているカメラマンのジェフ(ジェームズ・スチュアート)は、退屈しのぎにアパートの窓から望遠カメラでのぞき見をしていたために、いつしか殺人事件に巻き込まれてしまう。コーネル・ウールリッチの短編小説を名匠アルフレッド・ヒッチコック監督が映画化した、今やサスペンス映画の代名詞といっても過言ではないほどの名作。主人公が身動きのとれない状態であることを逆手にとってのさまざまなスリルの趣向と演出が、素晴らしいまでに緊迫した効果を与えてくれている。たとえば彼がのぞき見している向かいのアパートの住人たちは、一切の台詞が主人公まで聞こえてこないので、どこかパントマイム的なユーモアが伴われるが、それが事件の発覚とともに無気味な体裁へと変貌していくうまさ。主人公の恋人役として登場のグレース・ケリーの美しさも特筆ものである。(的田也寸志)(引用終わり)

11月5日の練習内容 ジョグ10キロ
11月6日の練習内容 完全休養

昔、TV放送で観た記憶があるが、ラストがどうだったか全く覚えていなかった。というより、ソーンウォルドが部屋にやって来るクライマックスに向けて、徐々にスリルが高まっていくプロセスそのもの、正に語義どおりのサスペンス=未解決状態こそが、この映画の眼目であるような気がする。

最後に中庭に降りる以外、カメラは全篇に亘って主人公の部屋から一歩も出ず、観客は主人公の心理状態を追体験せざるを得ない。住民が皆「裏窓」を開け放す真夏のアパートで、もし主人公と同じような境遇に置かれたら、誰しもが覗き見の誘惑に駆られてしまうであろう。最初は眉を顰めていた看護婦ステラも、恋人のリサ(グレース・ケリー)も、やがては主人公に嬉々として協力するようになる。そうした人間心理の描き方がまた秀逸である。

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