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2007/10/02

ポストホルン・セレナーデ

10月に入っていろいろ新しい動きがあった中で、1日から郵政民営化がスタートした。地方零細局の切捨てだとか、新たな民業圧迫だとか論議されているが、そんなことはこの際どうでもよい(笑)。いまだに現金書留しか受け付けない頑迷固陋なマラソン大会の申し込みと株式配当金の受取り以外、郵便局など普段ほとんど縁がない存在だ。

Logo_deutschepost_3 それより、TVでニュースを見ていたら記念式典の席上、モーツァルトのセレナーデK320「ポストホルン」の第6楽章が流れていたのだ。曲のタイトルのポストホルンとは、昔ドイツの郵便馬車がそれを鳴らしながら街を走っていたというもので、今でもドイツ郵便のシンボルマークになっている(↑)。 この曲の第6楽章の中間部トリオでこの楽器を使うよう指定されているところから、この愛称がつけられている。

ドイツポストに倣ったのだろうが、郵政公社もなかなか粋な選曲をしたものである。いや、もしかすると、郵政民営化を主導し、大のクラシックファンでもある小泉元首相の発案かもしれない(笑)。

ところで、この曲は個人的にも思い入れが深い。中学時代のある日、FMラジオから流れてきたこの曲の終楽章の優美さと流麗さに惹かれたのが、私とクラシック音楽との最初の出会いだったのである。

と思って、全曲を聴いてみたくなって家のCD棚を探してみたが、実は1枚も持っていないことに気がついた。早速手配しなければ(苦笑)。

10月1日の練習内容 ジョグ10キロ
10月2日の練習内容 完全休養

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コメント

珍しくラン以外で反応です。
自分もちょっとだけクラッシック聞きます。
モーツァルトのホルンと聞いてCDあさってみたら
ニアミス、ホルンコンチェルトNo.3、K447
がありました。久し振りにモーツァルト聞きましたわ。
以前はいずみホールなど
コンサートも行ったのですがねぇ。
ブラボー・・・・!って

投稿: 河内不二 | 2007/10/03 22:56

河内不二さん
クラシック、聞かれるのですね。
何となく渋いジャズとかお似合いですけど。(^^ゞ
ポストホルンは普通のホルンと違い、
ほとんど信号ラッパみたいな音です。
私もコンサートは年1回がいいとこで、
CDを構えて聴くこともほとんどありません。
そんな時間があったら走ってますもんねえ。

投稿: まこてぃん | 2007/10/04 09:21

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