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2007/10/12

年金改革余波

今日の朝刊に大阪厚生年金会館が閉鎖されることになったというニュースが載っていた。市民らが署名活動をして存続を求めてきたが、年金福祉施設合理化の一環として08年9月末で営業を停止、入札で売却された後は閉鎖される可能性があるという。

ここは学生時代に所属していたK大学交響楽団が当時定期公演を行っていたホールで、高校3年の時に先輩達の演奏を聴いて感激し、「これは何が何でも入団しなければ」と、受験勉強に俄かに熱が入った(笑)という因縁がある。入団してからは当然、何度もここのステージに立った。

福島のザ・シンフォニーホールができる前で、大阪でクラシックができる本格的なホールと言えば他にはフェスティバルホールしかなかったが、貧乏な学生オケには高嶺の花で、厚生年金の中ホールが精一杯という懐事情もあったと記憶する。設備が老朽化し、採算面でも厳しい状況にあったと推測するが、青春時代の貴重な思い出のあるホールだけに大変残念だ。

思い出と言えば、K大オケの旧練習場は約10年前に火災で焼失した。出身の中学は移転し、高校は建替えられた。日生、藤井寺、大阪、西宮の各球場は全部取り壊された。その間の無為に過ごしてきた歳月の長さを改めて思い知らされ、今読んでいる関川夏央の慨嘆が身にしみる。

10月12日の練習内容 ジョグ10キロ

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コメント

珍しく、引き続きの書き込みです。大阪厚生年金会館でK大オケを聞かれて、感激したとのことですが、実は私も同じような経験があります。高校の時に、同じ場所でK大オケを聞きに行って、非常に感激し、K大を目指したことを覚えています。しかしながら、私はまこてぃんさんのように、頭が良くなかったので、見事に落っこちてしまいました。(泣)
11番のセレナーデの吹奏楽版って、どんなのか全く想像がつきません。ラッパやトロンボーン、打楽器は何をしているのでしょうか?
「アマデウス」に出てくるグランパルティータのシーンというのは、確かサリエリが緩除楽章のクラリネットのメロディーを絶賛していたシーンではなかったですか。「クラリネットの低音の深い響きと高音の天上の響き・・・」と言っていたような気がします。あのシーンは明確に覚えています。
来年の2月にN響定期でグランパルティータを演奏するので、聞きに行こうと思っています。楽しみです。
別大、残念ですね。我々にとって、あの日は七夕のような日ですのに。何とか都合つけて、出て下さることを期待しています。

投稿: matu | 2007/10/14 18:45

matuさん
引き続きのコメント、ありがとうございます。
11番の吹奏楽版、はっきりとは覚えていませんが、
確かオーボエ、ファゴットの代わりに、
フルート、サックスを使ったという程度の
ものだったかと。(笑)
別大参加は流動的ですが諦めたわけではありません。
2年連続で自己ベストを更新した大会だけに、
都合がつけば必ず参加したいと思っています。

投稿: まこてぃん | 2007/10/14 20:58

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