« 2007年7月 | トップページ | 2007年9月 »

2007/08/30

なるほど、そうだったのか!

今日の夕方、いつものように西京極運動公園で10キロのジョグを行った。午前中のポイント練習の疲れ抜きということで、キロ6分程度のゆっくりペースの設定で、しかも秋雨前線の接近で日中あまり陽が射さず、気温25度前後とかなり涼しく感じられたので、ラクに走り終えられるだろうと踏んでいた。

ところが豈図らんや、走り出してしばらくすると猛烈な発汗に見舞われた。あまつさえ、5キロぐらい走ったところで一瞬体の動きが急に悪くなり、体調の異変すら感じた。すぐに水道水でしっかり給水して事なきを得たが、その後も発汗は収まらず、シューズは汗でボトボト状態となった。

今月はこれで月間600キロを達成したのだが、その疲れが出たのかなと思いながら銭湯に帰ってきた。そこで久々に顔を合わせたシスメックス藤田監督と次のような会話を交わしたとき、この疑問は一挙に氷解した。

ま「今日は涼しい思てたんですけど、えらい汗ですわ」
藤「そら湿度や。気温は24度でも湿度は90%ぐらいあったで」

なるほど、そうだったのか。感じたことが3つ。

  1. 人間の体って実によく出来ている。湿度が高くて汗が乾かないと、もっと発汗して体温を下げようとする。
  2. 気温が低くても、高い湿度には要注意。下手をすると熱中症になりかねない。
  3. 五輪金メダリストの監督はやはり只者ではない。見かけは普通のオッサンだけど。(笑)

8月29日の練習内容 ジョグ10キロ
8月30日の練習内容 午前 ペース走20キロ(キロ4分半)を含む24キロ
              午後 ジョグ10キロ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007/08/28

『町長選挙』

9784163247809引き続き奥田英朗。伊良部シリーズ第3弾である。版元紹介。

おかしな患者たちが次々と登場するご存知、トンデモ精神科医・伊良部シリーズ。『イン・ザ・プール』『空中ブランコ』に次ぐ待望の第3弾の登場です。今回は、離島医療のため都下の離れ小島に赴いた伊良部が、島を二分して争われる町長選挙に巻き込まれます。双方に利用され、嫌気がさした彼がなんと引き籠もりに!? 直木賞受賞の前作以来、2年ぶりに戻ってきた伊良部の暴走ぶりは健在です。(TN) (引用終わり)

8月27日の練習内容 ジョグ10キロ
8月28日の練習内容 完全休養

続きを読む "『町長選挙』"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/08/26

真夏ランのBGM

7、8月の走り込みも終盤を迎え、そろそろ疲れも溜まってきた。今日は午後からLSDを予定していたのだが、外は猛暑日のカンカン照りで、昼食後少し昼寝をしたものの暫く悶々としていたが、ふとBGMに最近お気に入りのシューベルトを纏めて聴いてみることを思い立ち、何とか走り出す意欲が湧いてきた。

ピアノ五重奏曲「鱒」、アルペジョーネソナタ、弦楽五重奏曲、交響曲「ザ・グレート」など、いずれも簡素な構成の中に歌心溢れる曲で、暑い時のランにはフィットしているように感じた。

8月25日の練習内容 ビルドアップ20キロを含む24キロ
8月26日の練習内容 LSD40キロ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/08/24

♪ビーック、ビックビック、ビックカメラ!

070824_081601同じようにCMソングをタイトルにした記事を最近どこかで見たような気もするが(笑)、ビックカメラJR京都駅店が昨日オープンした。「駅前店」でないところがミソで、簡単に言えば駅のホームの真上にあって、ホームからエスカレーターで上がると、そこが店になっているという構造のようだ。

ビックカメラは以前から大阪のなんば店に時々行くことがあって、ネットショップと共用できるポイントカードも持っているけれども、しばらくは物珍しさとオープン記念セールで大混雑しているだろうから、ほとぼりが冷めた頃に覗きに行ってみようと思っている。

店舗規模の大きさと場所の利便性から、近隣の同業他社には大きな脅威だろう。とりわけ最大のライバルであるヨドバシカメラは、大阪駅のすぐ裏という立地を生かしてJR沿線のかなり遠くまで商圏を伸ばしていたらしいが、ビックカメラの出現で安穏としていられまい。価格破壊がさらに進めば消費者にとってはありがたいことかもしれないが、難波のヤマダ電機も含めて全て関東の業者ばかりで、関西人としては少々寂しい気もする。

8月23日の練習内容 午前 ペース走(キロ4分半)20キロを含む22キロ
              午後 ジョグ10キロ
8月24日の練習内容 ジョグ10キロ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/08/22

『真夜中のマーチ』

513pgyp0ytl__aa240_久々の奥田英朗作品。ほとんど一気に読んでしまった。版元紹介も小気味いい。(笑)

狙うは10億。オフビート&痛快クライムノベル!
ダメ社員に軽薄パーティー屋、謎の美女。25歳の3人がひょんなことで出会って、一世一代の現金強奪計画が始まった。ターゲットは10億円! 疾走するグルーヴ! 痛快クライムノベル。

8月21日の練習内容 ジョグ7.5キロ
8月22日の練習内容 ジョグ10キロ

続きを読む "『真夜中のマーチ』"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/08/20

吉野ビアガーデンLSD第2弾

Imo昨日は先月に続いて吉野ビアガーデンLSDを行った。メンバーは初参加のBさんを含めて、全て奈良県在住のランナー6名。今回はビアガーデンのサービスタイムを狙うというケチなことをせず、夕方からゆっくり飲もうという趣向のため、時間の制約もなく、頻繁に給水休憩を取りながらのんびりと走った。

ビアガーデンではBさんのご家族も加わり、一層賑やかになった。帰る頃になってポツポツ来たが、何とか天気ももってくれてよかった。戦績(?)の方は前回を2杯上回るジョッキ8杯を空け、見事自己記録を更新したが、昼間の大量発汗の反動とアルコール摂取のダブルパンチで、今朝の体重は1キロ以上増えていた。(泣)

8月19日の練習内容 LSD42キロ
8月20日の練習内容 LSD20キロ

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2007/08/18

只今フォーム修正中

一昨日から遅ればせの夏休みに入り、ひとりミニキャンプと称して走り込みを行っている。留意点としては、今取り組んでいるフォーム修正のチェックである。先日読んだ『一瞬の風になれ』の三輪先生のアドバイスをヒントに、地面からの反発力を最大限前方への推進力に変える、上下動のより少ないフォームを目指している。

感覚としてはあと1、2センチでもストライドを伸ばし、前方に着地するイメージだ。着地点=重心を前方にするためには、上体をもう少し前傾させ、より骨盤前傾を意識する必要がある。このことが、今の段階のペース走で、あるいは疲れが溜まった状態で、また坂道の上り下りで、それぞれどれだけこなせるか。それがチェックポイントだ。

8月17日の練習内容 午前 ジョグ10キロ
              午後 LSD40キロ
8月18日の練習内容 午前 ジョグ10キロ
              午後 LSD20キロ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/08/16

『一瞬の風になれ』第三部

413avd0ts9l__aa240_いよいよ完結篇である。アマゾンの紹介文。

高校の最終学年を迎えた新二。入部当時はまったくの素人だったが、今では県有数のベストタイムを持つまでに成長した。才能とセンスに頼り切っていた連も、地道な持久力トレーニングを積むことで、長丁場の大会を闘い抜く体力を手にしている。
100m県2位の連、4位の新二。そこに有望な新入生が加わり、部の歴史上最高級の4継(400mリレー)チームができあがった。目指すは、南関東大会の先にある、総体。もちろん、立ちふさがるライバルたちも同じく成長している。県の100m王者・仙波、3位の高梨。彼ら2人が所属するライバル校の4継チームは、まさに県下最強だ。
部内における人間関係のもつれ。大切な家族との、気持ちのすれ違い。そうした数々の困難を乗り越え、助け合い、支え合い、ライバルたちと競い合いながら、新二たちは総体予選を勝ち抜いていく――。
前2巻の集大成である本書には、大会における競技シーンが多い。そこで読み手の感情を揺り動かすのは、それまでこつこつと積み重ねてきた人物描写だ。1、2巻を読み終える頃、物語の登場人物たちは、もはや他人ではなくなっている。新二の声を枯らした応援につられ、握りこぶしを作って声援を送る読者も多いはずだ。
その興奮、緊張感は、南関東大会でクライマックスを迎える。若きスプリンターたちが大舞台のスタートラインに立ち、ぞくぞくするようなスピード対決が、いま、スタートする。(小尾慶一)(引用終わり)

8月15日の練習内容 ジョグ10キロ
8月16日の練習内容 午前 ペース走(キロ4分半)20キロを含む24キロ
              午後 ジョグ10キロ

続きを読む "『一瞬の風になれ』第三部"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007/08/14

ファイト!一発!

この2週間ほど休みなしに走ったのと、最近の異常な暑さで少々バテ気味なので、今日は完全休養日にした。会社の都合で今週後半にズレ込んでしまったお盆休みの走り込みに備えるという意味もある。

Lipodところで、疲労回復のため最近リポビタンDを飲み始めた。塩カプセルに使う「減塩習慣」に続いて大正製薬のお世話になっているわけだが、毎朝1本飲むと何か少し元気が出るような気がする。気のせいかもしれないが、クスリというのは大抵そういうものだろう。(笑)

もうひとつ理由があって、宣伝文句になっているタウリンという物質がどうやら筋痙攣予防に有効らしいのだ。まだ医学的に解明されたわけではないようだが、塩カプセルをしっかり服用したサロマでも後半は痙攣の恐怖との戦いだっただけに、「溺れる者は藁をも掴む」心境なのだ。

8月13日の練習内容 ジョグ10キロ
8月14日の練習内容 完全休養

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2007/08/12

吉野ビアガーデンLSD第2弾!

来る8月19日(日)に吉野ビアガーデンLSDを実施します。午前10時30分に近鉄橿原神宮前駅中央改札口集合。コインロッカーに荷物を預けて出発。明日香村から芋ケ峠経由で吉野駅前まで21キロの行程を往復します。帰着後、駅近くの銭湯で汗を流した後、電車で大和八木まで移動して近鉄百貨店橿原店屋上のスカイバイキングで打上げという予定です。雨天等でビアガーデンが休業の場合は打上げの場所を変えます。

参加ご希望の方はこの記事へのコメントか私宛メールでお知らせ下さい。

8月11日の練習内容 午前 ペース走(キロ4分半)20キロを含む24キロ
              午後 LSD20キロ
8月12日の練習内容 ジョグ10キロ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/08/10

『一瞬の風になれ』第二部

41bjtyiw9hl__ss500_例によってアマゾンの紹介文から。

冬のオフシーズンを経て、高校2年生に進級した新二。冬場のフォーム作りが実を結び、スピードは着実に伸びている。天才肌の連も、合宿所から逃げ出した1年目と違い、徐々にたくましくなってきた。新入部員も加わり、新たな布陣で、地区、県、南関東大会へと続く総体予選に挑むことになる。新二や連の専門は、100mや200mのようなショートスプリント。中でも、2人がやりがいを感じているのが4継(400mリレー)だ。部長の守屋を中心に、南関東を目指してバトンワークの練習に取り組む新二たち。部の新記録を打ち立てつつ予選に臨むのだが、そこで思わぬアクシデントが……。
第二部に当たる本書では、人と人の繋がりに重点が置かれている。新二と連の友情、先輩・後輩の信頼関係、新二と谷口若菜の恋愛模様。第一部で個々の人物を丹念に描き、読者に感情移入をうながしているだけに、皆の気持ちが1つになっていく姿は強く胸を打つ。特に、一人ひとりがバトンをつなげていく4継の描き方が素晴らしい。自分勝手と思えるほどマイペースな連が見せる、4継への、仲間で闘うことへの執着、意気込み。連のまっすぐな言葉に新二たちがはっとする時、その言葉は読み手の心にもストレートに届くのだ。
本書は、起承転結でいうところの、承句と転句。さまざまな事件、障害、葛藤を経て、スピードに乗った物語は、第三部のフィナーレへとなだれ込む。(小尾慶一)(引用終わり)

8月 9日の練習内容 LSD20キロ
8月10日の練習内容 ジョグ10キロ

続きを読む "『一瞬の風になれ』第二部"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/08/08

高橋さん迎撃長居ラン

昨日はFRUN高橋さんが出張で大阪に来られていたので、昨年に続いて一緒に長居公園を走った。今回は高橋さんの知人の四代目さんもわざわざ垂水から来て下さり、3人で周回路を3周した。

世界陸上が近づき、第2競技場との間にブリッジがかけられていたり、競技場前にはプレス用なのか沢山の仮設小屋が設けられていたりして、いよいよ大会近しという雰囲気である。

人情味溢れる銭湯でさっぱりした後は、今回も飲み会から参加の(笑)ありきよさんと合流して近くの居酒屋へ。4人中2人の組み合わせは4×3÷2=6組あるが、互いに面識があるのは私と高橋さん、私とありきよさんだけ。他は全てネットでは知っていても現実には初対面という不思議なメンバーで始まったが、そこはランナー同士、すぐに意気投合して盛り上がり、気がつくと終電1本前の時間だった。(苦笑)

8月8日の練習内容 ジョグ10キロ

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2007/08/07

年内のレース確定

12月9日の防府読売マラソンに向けての練習レースが確定、本日までに申し込みを完了した。

11月 4日 吉野川ハーフマラソン
11月11日 いびがわマラソン

吉野川は4年ぶり7回目。今回「第25回記念大会」と銘打っているが、5年前の第20回大会の時も何も特別の趣向はなかった(苦笑)。いびがわは初参加で、往復の交通機関や前日の宿泊・食事場所などを調査中。仕事以外の調べごとはどうしてこんなに楽しいのだろう(笑)。

しかし、改めて考えてみると防府まであと4か月だ(汗)。

8月6日の練習内容 ジョグ10キロ
8月7日の練習内容 ジョグ8.5キロ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/08/05

わずかにレベルアップ?

2007_08050012昨日は少し長めのビルドアップ練習をしようと思っていて、涼しくなる夕方を待っていたのだが、いざ行こうとしたら突然激しい俄か雨が降り出した。ジョグやLSDなら多少の雨でも平気だが、スピードを上げる練習は雨中ではやはり辛い。

そこで明日香村の公営ジムでトレッドミルを走ることにして、ついでに心拍計を装着して心拍数を見ながら走ることにした。トレッドミルだと走行スピードがリアルタイムで分かるので、心拍数との関係が正確に把握できる。

一番注目しているのがAT到達時のスピードだ。自分の場合は心拍数165がそれに相当することが分かっていて、今回は時速14.4~14.5キロだった。昨年の同時期は良くても14.3どまりだった。マシンによる表示の誤差や、当日の体調(=前日の飲酒量・笑)もあるので確実な話ではないが、昨年よりわずかにレベルアップしている可能性がある。

外を走っていたら心拍計はつけなかったので、雨のおかげで少しトクしたような気分だ。

写真は今夜、うちのニュータウンで行われた夏祭りの花火。いつもながら花火の写真は難しい。

8月4日の練習内容 ビルドアップ20キロ
8月5日の練習内容 LSD40キロ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/08/03

『一瞬の風になれ』第一部

411vn0wffpl__aa240_佐藤多佳子著。以前から気になっていた本だが、最近あるラン友から譲っていただいたので早速読んでみた。アマゾンの紹介文。

主人公である新二の周りには、2人の天才がいる。サッカー選手の兄・健一と、短距離走者の親友・連だ。新二は兄への複雑な想いからサッカーを諦めるが、連の美しい走りに導かれ、スプリンターの道を歩むことになる。夢は、ひとつ。どこまでも速くなること。信じ合える仲間、強力なライバル、気になる異性。神奈川県の高校陸上部を舞台に、新二の新たな挑戦が始まった――。
3部作の第1作に当たる本書では、新二がシーズン(春から秋)の1年目を終えるまでが描かれる。競技の初心者である新二の目を通じて、読み手も陸上のいろはが自然と身につく構成だ。見事なのは、競技中の描写。新二が走る100m、200m、400mなどを中心に、各競技のスピード感や躍動感が迫力を持って伝わってくる。特に、本書の山場とも言える4継(4人がバトンをつないで合計400mを走るリレー)では、手に汗握る大熱戦が展開される。
丁寧な人物描写も、物語に温かみを与えている。生き生きと描かれる登場人物たち、彼らが胸に抱えるまっすぐな想い。その1つひとつが、小説全体に流れる爽やかさを生み出し、読み手の心を強く揺さぶるのだ。
何かに、ひたむきに打ち込むこと。風のように疾走する新二や連を追ううちに、読者は、重たい現実を一瞬だけ忘れ、彼らと同じ風になることができるのだ。(小尾慶一)(引用終わり)

8月2日の練習内容 朝 ペース走(キロ4分半)20キロを含む24キロ
             夜 ジョグ10キロ
8月3日の練習内容 ジョグ10キロ

続きを読む "『一瞬の風になれ』第一部"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/08/01

今日から8月

070801_08240112件とも通勤途上で見かけた垂れ幕である。上は西大路駅近くのワコール京都ビル。25日から大阪で開かれる世界陸上に福士加代子が5千と1万で出場する。

下は職場近くの京都外大西高校。甲子園出場は知っていたが、ダンスに水泳に陸上に・・・と、「全国大会出場」が4つも5つもズラリと掲げられていたので驚いた。

070801_1211011_3学生時代も含めると京都には長いご縁があるが、その割には今ひとつ地元意識が湧かないけれども、陰ながら声援を送りたい。

7月31日の練習内容 完全休養
7月の月間走行距離 526キロ
8月 1日の練習内容 ジョグ10キロ

| | コメント (4) | トラックバック (0)

« 2007年7月 | トップページ | 2007年9月 »