見ぃ~ちゃったぁ!
昨年暮に始めたヒアリングマラソン(HM)は中間点を過ぎ、いよいよレース後半の正念場に差しかかった。本物のマラソンと違い、前半飛ばし過ぎて最後に脚が動かなくなるという心配はないが(笑)、少々マンネリ気味になってきたので、自主的な副教材(?)として、刑事コロンボのDVDでナマの英語に挑戦したりしている。
ところで、HMの毎月のテキストの中に「ディクテーション・コンテスト」なるものがある。これは、教材CDに収録された短い会話やトークの課題を聞き、それを一字一句正確に書き取るという訓練だ。後に正解が発表され、成績優秀者は名前が掲載される。
もし、HMの受講者がいたら(いないと思うが・笑)、以下は読まないで下さい。
7月12日の練習内容 ビルドアップ12キロ
7月13日の練習内容 ジョグ10キロ
これまでは全てオリジナルの題材が使われていたのだが、吹込者が毎回同じではまずいと考えたのか、今月はやや趣向を変えて、VOA(ボイス・オブ・アメリカ)のラジオニュースが出題された。今年2月のプレジデント・デーにブッシュ大統領が初代ワシントン大統領を称える演説を行ったという内容である。
キャスターの英語はさすがに喋りのプロだから何とか分かる。しかし、大統領の演説のさわりの部分では、テキサス訛りなのか単に滑舌が悪いのか、2箇所ほど非常に不明瞭で何度聞き直しても分からない。前後の文脈からの推測も容易ではない。
これは困ったと思い、手がかりを求めてネットで検索していたら、何とVOAのサイトで該当の記事そのものを発見してしまった。最初の1、2行を見て「あちゃあ!」と思ったが、もう後の祭り。リスニングにチャレンジしている意味がないと「分かっちゃいるけど止められない」。
分からなかった箇所を確認して胸のつかえが下りたが、それでも、そうと知って聞いてみても「そう聞こえなくもない」という程度で、これでは何十回聞き直しても所詮無理だったろう。時間の節約になったと思えばよいと、自分で自分を納得させたのだが、もちろんズルをしておいて名前が載ったりしては沽券に係わるので、折角の満点の答案だが今回は提出するわけにはいかない(苦笑)。
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