『やわらかい生活』
別大が終わって1週間。レース後も田中宏暁先生の本に従って1週間は完全休養に充てた。また、当然ながらレース前の節制の反動で、甘辛両党の本領を遺憾なく発揮している(苦笑)。というわけで、この3連休は実にのんびりとした気持ちで過ごしたが、こういう時にぴったりの映画がレンタル開始になっていたので、早速借りて観てみた。公式サイトはこちら。
両親と親友の死を契機に躁うつ病に陥ったバリバリのキャリアウーマンが、東京の下町・蒲田に引越して新しく静かな生活を始める。個性的だがそれぞれに欠点(?)を抱えた男たちとの奇妙な交流を通じて、強張っていた心が次第にほぐれていくというストーリーである。「やわらかい生活」というタイトルはコピーとして秀逸だと思う。
少し手垢のついた言葉で言えば、「癒やされる」映画というべきか。格差拡大、弱肉強食の風潮が強まる時代の中で、ふとエアポケットに迷い込んでしまった主人公の、戸惑いと立ち直りのドキュメントでもあるだろう。
この映画は舞台をニューヨークに移しても成り立つように思う。ウォール街を肩で風切り歩いていたキャリアウーマンが、ある日うつ病を患う。神経科医と薬への過度の依存。ブルックリン辺りの古アパートに引越し、ゲイやチンピラと知り合って・・・。
いや、むしろ逆か。日本がアメリカ流のギスギスした社会になりつつあるということなのかもしれない。
2月12日の練習内容 ジョグ10キロ
2月13日の練習内容 ジョグ10キロ
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