『チェンジング・レーン』
先週末、少し時間ができたので久々にDVDを借りてきて観た。原題は "CHANGING LANES"。「車線変更」ということだが、邦題では複数形のSが落ちている。実は10月からの新しいラジオ英会話でこの言葉が出てきて、そう言えばそんな映画があったなと思い出した次第。読書と同様、映画鑑賞も手当たり次第なのである(苦笑)。ツタヤのサイトの作品紹介は以下のとおり。
若手弁護士・ギャビンは重要な法廷を控え、渋滞の高速道路を急いでいた。しかし、不注意な車線変更で隣の車と接触事故を起こしてしまう。車をぶつけられたドイルもまた、別居中の妻と息子の親権をめぐる裁定を控えていた。先を急ぐキャビンは白紙の小切手を渡すと、そのままドイルを置き去りにしてしまう。重要な証拠ファイルを一緒に渡してしまったことを気付かずに…。
“目には目を”のリベンジ合戦は、若手弁護士とくたびれたアル中男という「一般市民」のなかに潜む、善と悪の心が生み出したサスペンス。ベン・アフレックとサミュエル・L・ジャクソンが都会に生きる防衛心を印象的に演じ、誰しもに潜んでいる「善と悪」の境を浮き立たせている。(引用終わり)
10月23日の練習内容 ジョグ10キロ
10月24日の練習内容 完全休養
予告篇は派手なカー・アクションものみたいだったが、実際の作品は接触事故という突発的な出来事を契機に、それぞれの人生まで「車線変更」を余儀なくされていく2人の内面をじっくりと描いた、意外に地味なサスペンスドラマだった。
両者の復讐合戦は少し遣り切れず殺伐とした印象を与えるが、心温まるラストシーンで少しは救われる。まあ、ハリウッド一流の甘い味付けだと言えばそれまでだが。また、物語は最初から最後まで全て或る1日の出来事である。そういう設定は古典演劇の約束事なのだと、どこかで読んだことがある。時、場、筋の「三一致の法則」と言ったっけ(汗)。
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