クーポン券の謎、解ける
新聞折込広告、いわゆるチラシの中にクーポン券のついたものがある。紳士服や外食関係が多い。新聞本体は隅々まで読まない癖に、このクーポン付きチラシだけは毎朝欠かさずチェックするのが貧乏人の悲しい性である。中でも、外食関係のものは結構助かる。先日も「ザめしや」のチラシに200円のクーポンが4枚ついていた。ほぼ1食分が浮く勘定だ。
しかし、よく見ると4枚の有効期限は1日ずつ違っていて、1枚目は9月28日まで、4枚目は10月1日までとなっている。はて面妖な。潜在顧客を来店させる目的からすれば、4枚とも10月1日にする方がいいに決まっている。なんでわざわざこんなことをしているのだろう。そう思うと気になって仕方がない。
それで少し調べてみて、多分これだと分かった。新聞の折込広告に関しては「新聞業における景品類提供の禁止に関する公正競争規約」というものがあり、その下に「クーポン付き広告に関する規則」があって、チラシに載せることのできる割引券等について一定の制限があるらしいのだ。
ここから先は若干だが推測が混じる。上記規則によれば、「割引券の掲載は、1商品につき1枚のクーポン券に限る。同一の割引券を2枚以上(つづり券)は掲載できない」とあり、恐らくそのために有効期限をわざわざ1日ずつズラして、「同一の割引券」ではないという建前を貫いたものと思われる。広告主の涙ぐましい工夫が窺えるが、大の男が200円のクーポン券をせっせと切り抜く姿も、相当に涙ぐましいものがある。
8月27日の練習内容 LSD40キロ
8月28日の練習内容 ジョグ10キロ
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コメント
なーるほど。
でも 大阪のおばちゃんにしたら どれも
期限は10月1日になるかと(汗;)
投稿: たけした | 2006/08/29 16:39
まこてぃんさん
いつも楽しく読ませていただいています。
私は、クーポン券を持つと、ついつい余計に買ったり、食べたりしてしまう性なのでなるべく無視するようにしています。
以前発泡酒が発売された頃、普通のビールと発泡酒では一缶50円くらいの差があり、発泡酒を飲めば飲むほど50円ずつ得していると大きな勘違いをして叱られたことがあります。
なのに昨日、息子から総体関係者のスポタカ割引券(20%off)をもらい、ふらっと寄っただけなのにランニング用のバッグを買ってしまいました。
クーポン券は魔物です。
投稿: mitsuya | 2006/08/30 11:29
たけしたさん
大阪おばちゃんと店員の遣り取り、
目に浮かぶようです。(笑)
mitsuyaさん
初コメント、ありがとうございます。
お名前に微かな記憶があります。
確かFRUNメンバーで、数年前の
泉州の打上げか何かでご一緒だったかなあ。
このところ物覚えが・・・。(苦笑)
関西人は「タダ」とか「オマケ」というのに
からきし弱いですね。自分もそうですが。
今日はミスタードーナツのクーポンが入ってましたが、
有効期限まで全く同じものが2枚ありました。
これって規則違反なのでは?
それとも私の勘違い?
投稿: まこてぃん | 2006/08/30 13:15