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2006/06/30

モノ言う株主

Sokai世間を騒がせている村上ファンドの話ではない(笑)。昨日、京都市内で行われた某中華料理チェーンの株主総会に株主として出席した。ここのチェーン店を週最低3回は利用するファンとして、会社の経営状況について日頃から関心があったことが半分と、お土産が貰えるらしいというさもしい根性が半分で(笑)、京都市内勤務のうちに(つまり通勤定期が使えるうちに、ってまたかよ・笑)一度覗いてみたかったのだ。

会社の業績は頗る好調で、今期は5円増配して、なおかつ大証1部昇格の記念配当5円もつくという内容だけに、午前10時からの総会では株主から厳しい質問が出ることもなく、7件の決議事項を可決承認して1時間40分ほどで終了した。

飲食業という分かりやすい業種だけに、質疑応答では店内の衛生管理から冷凍した餃子の調理法まで(笑)、細々とした内容のものが多く、中には(きっと毎年いるのだろうが)個別店舗での不愉快な体験を長々と語る株主もいたが、社長は全ての質問に対して丁寧に回答していて好感が持てた。折角の機会なので、私も店内における分煙、禁煙の取り組みについて質した。

さて、お楽しみのお土産の中身はというと、生ラーメン詰め合わせ10食分、それに割引券綴り(税込739円相当)が5枚というものだった。配当、株主優待と合わせて、本当にごちそうさま。これからも頑張ってや!

6月30日の練習内容 完全休養
月間走行距離 481キロ

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2006/06/29

K大オケの「悲愴」を聴く

かつて(といっても25年以上も前の話になるが)在籍したK大学交響楽団の定期演奏会が昨夜、京都コンサートホールで行われ、久しぶりにOB券を用意してもらって聴きに出かけた。卒業直後は可愛い(?)後輩たちの成長ぶりが見たくて何回か通ったが、25年も経つと、もう浦島太郎かタイムカプセルかという感じである。

なぜまた気が向いたのかと言えば、京都市内勤務のうちに(つまりは通勤定期を使えるうちに・笑)一度行っておきたかったのと、今回のプログラムに自分の在籍当時にも演奏したチャイコフスキーの「悲愴」が組まれていて、ひととき青春の思い出に浸るには打ってつけだったからだ(笑)。

ステージに並んだ団員たちの外見は昔と様変わりだ。昔は夏の定演は薬局の店員みたいな白服だったのが、今は本式の黒服でとても格好が良い。髪の毛の色も、今はご多分に漏れず男も女も茶色いのがかなりいる。しかし、手渡されたプログラム冊子は昔とさほど変わらない。楽屋落ちオンパレードのワケの分からないパート紹介文も相変わらずで、昔その極致のような文章を書いた張本人は思わず笑ってしまった。

曲目は前半はシベリウスプロで交響詩「フィンランディア」と第七交響曲。休憩の後が「悲愴」である。客演指揮は藤岡幸夫氏。昔は1曲目は学生指揮者が振ったが、今はいきなりマエストロ登場である。演奏は全体としてよく纏まっていて、自分が在籍した当時よりも技術水準は確実に上だろう。

ただ、管のソロなど、破綻のない演奏ではあるけれども、もっと自己主張があってもいいような気がした。昔はいくら人数が多いパートでも一定水準に達しなければ定演には出してもらえなかったが、今ではフルートやクラリネットなどは総入れ替わり制になっている。その辺りが影響して多少ハングリー精神が不足しているのかもしれない。

それにしても、コントラバスはなぜ3曲とも3プルト半(7人)だったのだろう。1人病気かケガでもしたのかな。

6月29日の練習内容 ジョグ10キロ

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2006/06/28

サロマ完走記

←にサロマ完走記をアップした。毎回同じような中身で恐縮だが、ご興味ある向きはどうぞ。

6月26日の練習内容 完全休養
6月27日の練習内容 ジョグ10キロ
6月28日の練習内容 完全休養(完走記執筆・笑)

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2006/06/26

一夜明けて

サロマシフトの効果で、レース翌日の今日も目覚ましなしで2時半に勝手に目が覚めた。人間の体内時計って大したものだ。7時過ぎのチェックアウトまでの時間を有効に使えるのは助かる。夕べは酔っ払って書けなかったメールやブログのコメントもまとめて・・・。

Sunriseと、ふと気がつくとオホーツク海から太陽が昇るところ。奈良では拝めない風景にホテルの窓から暫し見とれてしまった。

6月25日のレース結果 サロマ100km 8時間20分43秒(速報値)

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2006/06/25

サロマ速報

8時間20分43秒。数字だけ見ると目標の20分まで1分足らずだが、実はまた90キロで脚が攣った。2年前の失敗の再現で、悔しさの残るレースとなった。

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2006/06/24

紋別

Milky_way_2サロマの宿は3年連続で紋別市内の同じホテル。スタート会場から比較的近くて、部屋でインターネットができる施設は限られているのだ。プチ観光の方は、1年目は網走刑務所。2年目は旭山動物園。今年は層雲峡(写真は「銀河の滝」)と北きつね牧場。近辺の観光地はもう他にあまりないようだ。来年も出られるとしたら、立ち寄り先に悩みそうだ。

さて、Fox_1来年の心配はさておき(笑)、明日のレースに備えて早めに(8時台!)床に就くことにしよう。今年はそれほど暑くならずに済みそうだ。

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2006/06/23

NHK-FM、何とかセーフ!

朝日新聞に投書までして反対を唱えてきたNHK-FMの廃止問題だが、今日の朝刊の記事によると、政府与党は通信・放送改革について基本合意し、NHKのチャンネル削減についてはBSのみを対象とし、FM放送は見送ることを決めたようだ。

ホッと胸を撫で下ろしているところであるが、記事をよく読むと、どうやら公明党サイドの意向が強く作用したようである。某宗教団体に音楽ファンが多いのかどうか、そんなことは知らないが、FM放送で早朝番組「祈りの時間」とか始まったりしないよね。

6月23日~24日の練習内容  完全休養

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2006/06/22

サロマ練習、打上げ!

今朝の10キロジョグをもってサロマに向けての練習を打上げ、25日朝5時のスタートまでちょうど中3日間、完全休養に入る。「3日間」に特に根拠はない。これまでのウルトラで毎回そうやってきたからというだけだ。ただ、先月31日から毎日休まずに走ってきたので、さすがに疲れが蓄積している。ここで一旦リフレッシュしておかなければならないだろう。

昨年のサロマ完走記の最後に反省点を2つ書いた。インナーマッスルの強化と減量である。前者については、毎日腹筋100回に加えて新たにバランスボールを使った筋力トレーニングを実施してきた。後者については、21時以降禁酒と夕食の量を落とすことで、今のところ昨年比マイナス2キロぐらいで推移している。

昨年との違いと言えば、20キロのペース走(といってもウルトラなのでキロ5分を切る程度だが)を2回やった。これも特に根拠はないが、久々のレースに向けてペース感覚を取り戻す練習のつもりである。また、昨年のこの時期はボストンの後遺症で左膝に不安があり、直前の練習量はもっと少なかったし、フォーム改造もまだ緒についたばかりだった。

今のところ天気予報も良好で、予想最高気温17度程度と、ほぼ理想的だ。

これだけ条件が揃うと、昨年(8時間29分台)を大幅に上回る記録が出ても不思議はないが、今回の目標は一応8時間20分(平均キロ5分ペース)を切るあたりに置いている。過去、ウルトラでは毎回30分程度の記録更新が続いたことからすれば、一見控え目なようだが、理由は2つある。

ひとつには、ウルトラマラソンでは何が起こるか分からない。最初のサロマでは90キロで脚が痙攣して立ち往生し、2年目は99キロで足の爪が剥がれた。当然、それらの対策は考えてあるが、例えば過去なかったトイレトラブルなどが起きるかもしれない。

もうひとつは、サロマはその先さらに7回は参加する予定であり、栄誉あるサロマンブルーの称号を得るまで、できるだけ記録更新という楽しみは取っておきたいのだ。高い旅費を払った上に、月曜も休暇を取ってわざわざ参加するのだから。(笑)

6月22日の練習内容 ジョグ10キロ

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2006/06/21

DVD「フラット走法を始めよう」

今月の雑誌『ランナーズ』の付録というか広告の一部に、「フラット走法を始めよう」というDVDが付いていたので見てみた。これから見るつもりの人は、以下はまだ読まないことをお勧めする。

6月21日の練習内容 ジョグ10キロ

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2006/06/19

橿原神宮公苑を測る

以前、平日の練習コースである西京極運動公園の周回路の距離を、自転車を使って測ったことを書いた。そのうち、週末の練習場所である橿原神宮公苑周回コースの距離も測りたいと思っていたが、自転車を使う方法は計算がややこしいのと、何より数取器の操作が面倒で、なかなか実行できずにいた。

ところが、先日ラン仲間のKさんが、車輪を転がしてその回転数が自動的にカウントされる仕組みの器具(俗に「コロコロ」と言う。漫画雑誌ではない。)を購入されたと聞き、ご自身のコースの測定が終わった後でお借りしていて、昨日ついに念願の測定を実施した。

問題がひとつあって、公園内と違って神宮公苑周回は公道(県道)であるため、測定に当たって若干危険が伴うのと、一般の人間が道路の距離を測定している姿に少し不審感を持たれる恐れがある。

そこで、考えついたのが次のようなスタイルである。

6月19日の練習内容 ジョグ10キロ

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2006/06/18

父の日は「ニッポン!」

Yata_1先日、仲間と吉野LSDに行った折、「やたがらす」醸造元の北岡酒造本店に立ち寄った。「やたがらす」(八咫烏)は、神武東征の神話に由来するというが、今ではサッカー日本代表チームのマスコットになっていて、北岡酒造ではワールドカップ開催に合わせて数量限定でサッカーボールボトルが売り出されている。→

先日はさすがに買って帰る訳にいかなかったが、父の日の今日、酒好きの父のプレゼントにすべく、クルマで出かけたついでに立ち寄って買い求めた。後でご相伴にあずかったが、中身は普通の純米酒で、値段の半分以上はこのボトルのようだ。(苦笑)

今夜はこの酒を飲みながらクロアチア戦の応援をすればいいのだろうが、父はいつも8時過ぎには寝てしまい、私もサロマシフトで9時過ぎに寝る予定である。ワールドカップにはほとんど関心がないくせに、それをダシに酒を飲むという、呑んべいの父と息子であった。

6月18日の練習内容 LSD20キロ

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2006/06/17

『神の火』

またまた髙村薫の作品。『リヴィエラを撃て』再読後、たまたま書店で文庫本を目にして衝動買いした。図書館の本のように2週間というノルマがないので、上下2冊で2か月近くかかってしまった。前半はなかなか筋が掴めず、何度も行きつ戻りつしたせいもある。カバーの紹介文は次のとおり。

原発技術者だったかつて、極秘情報をソヴィエトに流していた島田。謀略の日々に訣別し、全てを捨て平穏な日々を選んだ彼は、己れをスパイに仕立てた男と再会した時から、幼馴染みの日野と共に、謎に包まれた原発襲撃プラン〈トロイ計画〉を巡る、苛烈な諜報戦に巻き込まれることになった…。国際政治の激流に翻弄される男達の熱いドラマ。全面改稿、加筆400枚による文庫化。(上巻)

〈トロイ計画〉の鍵を握るマイクロフィルムを島田は入手した。CIA・KGB・北朝鮮情報部・日本公安警察…4国の諜報機関の駆け引きが苛烈さを増す中、彼は追い詰められてゆく。最後の頼みの取引も失敗した今、彼と日野は、プランなき「原発襲撃」へ動きだした―。完璧な防御網を突破して、現代の神殿の奥深く、静かに燃えるプロメテウスの火を、彼らは解き放つことができるか。(下巻)

今回もネタバレはないはず。(笑)

6月17日の練習内容 ペース走20キロ(キロ4分40~45秒)を含む24キロ

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2006/06/16

酒類小売、完全自由化へ

新聞の扱いは意外に小さかったが、その割にはインパクトの大きいニュースを目にした。酒類小売の新規参入を妨げていた時限措置が切れ、今年9月から完全に自由化されるというものだ。

この時限措置については以前に書いたことがある。おそらくは既存の小売酒販店などの陳情を受けた議員立法により、指定された地域での酒類小売の新規出店を2年間に限り規制するというもので、昨年のちょうど今頃、1年間の延長が決まっていた。

その後、全国小売酒販組合中央会が背任の容疑で捜査を受けたというニュースを読んで、上記のような政治家への働きかけに伴う不正献金の疑惑から、もしかすると一大疑獄事件に発展するかもしれないと、別の記事で書いたこともある。

あれから1年近く経ったわけだが、実際にはこの時限措置の再延長はなく、今年の9月から酒類小売が完全に自由化されることがスンナリと決まった。穿った見方をすれば、酒販組合に捜査のメスが入ったことで、陳情活動もままならなくなった結果であると言えよう。どうやら疑獄事件に発展することはなさそうだが、業界団体の意向を汲んだ族議員が政治の場でそれを実現していくという従来型の政治手法が、もはや通用しなくなったという典型的なケースかもしれない。

これにより、今は販売免許がないため酒を置いていないスーパーやコンビニでも、今年9月以降は自由に販売することができるわけである。以前に書いたように零細小売業者でも何とか生き延びてきたことを考えれば、酒というのは利幅のかなり良い「おいしい」商品に違いないだろうから、今後はどこのスーパー、コンビニでも酒を置くようになるだろう。

それに伴い、既存量販店も巻き込んだ酒の安売り競争が一段と激しくなるだろう。ビールや発泡酒がどこでも安く買えるようになれば、私のような左党には喜ばしい限りだが、一方では最近問題になっている長距離バス、トラック運転手の飲酒運転や、未成年者に対する販売禁止の徹底など、今度に残された課題もある。

6月14日の練習内容 LSD20キロ
6月15日の練習内容 ジョグ10キロ
6月16日の練習内容 ジョグ10キロ

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2006/06/13

カイザース、ラウテルンです。

サッカーおよびW杯にはほとんど関心がないが、昨日からのニュースで日豪戦の行われた街の名前「カイザースラウテルン」が「カイザー、スラウテルン」と誤って発音されるケースが目立つ。民放だけでなく、天下のNHKですらTVニュースの字幕が「カイザー」「スラウテルン」と2行に分けて書いていた。

ドイツ語では続けて Kaiserslautern と書くが、語の成り立ちから言って、「カイザース、ラウテルン」と分けるべきである。Kaiser は皇帝、Lauter は川の名前のようである。街の公式サイトでも「KL」を略称として使っている。

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NHK電波削減はなぜ必要なのか(続)

NHKの電波削減に対する反対意見を以前に書いた。ただ、ブログでいくら吠えても所詮「ゴマメの歯軋り」であるので、実は要約したものを朝日新聞の投書欄「声」に投稿していたのだが、本日付の朝刊(大阪本社発行)に掲載された。

普段は新聞に投書する趣味などないのだが、今回は半ば義憤から、また半ば私怨から、居ても立ってもいられぬ気持ちで投稿したものだ。朝日新聞は、NHKのチャンネル数削減そのものには反対ではないとする立場の社説を最近掲載したが、それに拘ることなく反対の意見にも耳を貸す度量は持ち合わせているようだ。

また、一読者の投稿といえども、状況変化に合わせた文章の修正など、きちんと投稿者と電話で確認を取りながら編集を進めることなど、意外な発見もあった。

チャンネル数削減には自民公明の与党内部にも異論があると聞く。わが国の音楽文化の一翼を担うNHK-FMを、受信料を支払うユーザーであるリスナーに何の相談もなく、経済原理だけでバッサリ切り捨てようという今回の妄動が、早々に葬り去られることを祈るばかりだ。

6月13日の練習内容 ジョグ10キロ

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2006/06/12

朝ラン週間

サロマ対策で今週から練習は全て早朝に行うことにした。遠距離通勤の身で、就寝21時起床3時などという生活パターンにするためには、出勤前に走るしかないからだ。

初日の今日は3時半起床。夏至近しといえどもさすがにまだ暗い。仄明るくなった4時過ぎに10キロのジョグに出発したが、やはり体にスイッチが入らない感じで、1時間ほど走っても体が重だるくキレがない。こんな状態で「5時スタートの100K」なんて想像もできない。2週間で徐々に体を慣らしていかないと・・・。

6月11日の練習内容 LSD37キロ
6月12日の練習内容 ジョグ10キロ

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2006/06/10

久々のペース走

サロマ2週前ということで、今日はペース走を20キロ。ペース走と言えば、別府大分の後は、3月のアシックスの能力測定前に10キロを2回ほど走ったのと、同月下旬に高橋さんと皇居を5周走って以来のことで、約2か月半ぶりだ。

といっても、今度はレースペースそのものがキロ5分なので、練習強度から言えばかなりラクだった。ただ、朝からかなり蒸し暑く、相当な発汗で結構体力を消耗した。塩分対策は考えてあるとはいえ、本番のサロマで昨年一昨年のように暑くならないことを祈るだけだ。

6月 9日の練習内容 ジョグ10キロ
6月10日の練習内容 ペース走20キロ(キロ4分55秒程度)を含む24キロ

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2006/06/08

ごちそうさま、すかいらーく

外食チェーン最大手のすかいらーく(8180)が、経営陣による株式の自社買収(MBO)を行うことを本日の取締役会で決議し、同社株は近く非公開化される見通しとなった。上場廃止により敵対的買収を回避し、経営の自由度を高めることが狙いである。既にワールド、ポッカなどがMBOに踏み切ったが、今回の買収額は最大で2700億円を超え、過去最大規模になる見通しである。

実は今年に入って間もない頃、僅かではあるが同社株を買っていた。業界最大手の割には冴えない株価で、上昇の余地がありそうに思えたこともあるが(だからこそ乗っ取りの危険性があったのだろう)、配当の他に優待食事券がもらえるからという意地汚い根性で購入したものだ(笑)。

6月末の権利確定で初めて優待券がもらえるという矢先の決定だったが、今回の買収に伴い配当と優待は廃止されてしまった。公開買付の価格はこれらを織り込んでいるという説明である。楽しみにしていた優待食事券はついに幻に終わってしまった(泣)。

しかし、半年足らずでまずまずのキャピタルゲインを取ることができ、サロマの遠征費用は十分に浮いた。これも、ホリエモンや村上氏が派手に買収合戦を繰り広げてくれたお陰かもしれない(苦笑)。しかし、他の保有銘柄はもはや全滅状態だ(大泣)。

6月8日の練習内容 ビルドアップ16キロ

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2006/06/07

サロマシフト

サロマ湖100kmウルトラマラソンまであと3週間を切り、そろそろサロマシフトに入っている。当日は早朝5時のスタートで、逆算すると2時半頃には起きる必要があるため、それに備えて徐々に生活時間を早朝型に変えていくのだ。

今朝は4時起床。何とか起き出して家を出るまではよかったものの、通勤電車の中で堪らず居眠りしてしまい、「折角早起きした意味ねえ!」と一人ツッコミを入れた(苦笑)。

来週以降は練習を夜から早朝にシフトして、就寝時間も早くしていくつもり。同時に、今取り組んでいるプチ減量(-2キロ)にも何とかメドをつけたい。

6月6日の練習内容 ジョグ10キロ
6月7日の練習内容 ジョグ12.5キロ

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2006/06/05

妙見奥の院練習会

Utagaki_1昨日はS先生主催の標記練習会に昨年に続いて参加。といっても、「奥の院」そのものには結局立ち寄らずだったが。メンバーは昨年とほぼ同じ、いずれもサブスリークラスのランナー12名が勢揃い。もはや「マラニック」だの「LSD」だの白々しい言葉は抜きで、山道をガンガン走りまくるという、とんでもない趣向の練習会だ(笑)。

昨年と一部ルートが異なり、歌垣山登頂など新しいポイントも開拓していただいた。ここの山登りが一番きつかったが、九十九折の細い山道を何とマウンテンバイクで駆け降りてくる集団と出くわした。これまたとんでもないことを考える連中がいるものだ。走って登るこちらもいい勝負か(苦笑)。

終了後は例によって銭湯&打上げ。朝から晩までとても「濃~い」1日だった。S先生、参加の皆さん、ありがとうございました。

6月4日の練習内容 奥の院練習会53キロ
6月5日の練習内容 ジョグ10キロ

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2006/06/03

奈良県ランキング(ランナーズ版)

奈良県のランナー以外にとってはどうでもよい話である(笑)。ランナーズのフルマラソン1歳刻みランキングから、奈良県在住者で3時間以内の記録を抜粋してみた。30歳台などでは3時間以内でもランキング入りしていないので、多少漏れはあるだろうが、県内のサブスリーランナーの大部分はリストアップできているはずである。といっても、たったの23人しかいないのだが(苦笑)。

昨年10位だった私は自己記録を更新したにもかかわらず12位に後退、10傑入りを逃してしまった。奈良県のレベルもかなり上がってきているようだ。

順位 年齢  時  分  秒  大 会
1 31 2 29 38  福岡
2 34 2 29 41   福岡
3 39 2 33 7   びわ湖
4 29 2 34 55  福知山
5 23 2 35 47  福知山
6 41 2 38 49  別大
7 36 2 39 50  別大
8 42 2 41 16  泉州
9 26 2 43 56  別大
10 35 2 45 13  福岡
11 21 2 45 25  福知山
12 47 2 46 51  別大
13 53 2 47 4  いび
14 58 2 48 5  福知山
15 42 2 49 33  紀州
16 41 2 51 29  防府
17 33 2 51 56  泉州
18 46 2 52 6  福知山
19 37 2 53 36   泉州
20 46 2 53 45  篠山
21 45 2 54 31  福知山
22 53 2 54 54  泉州
23 50 2 56 7  福知山

6月2日の練習内容 ジョグ10キロ
6月3日の練習内容 LSD20キロ

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2006/06/01

NHK電波削減はなぜ必要なのか

最近、新聞で気になる記事を目にした。竹中総務大臣の私的懇談会「通信・放送懇談会」が、NHKのテレビ・ラジオ合計8チャンネルのうち、BS2波、ラジオ1波を削減する経営合理化案を、近くまとめる最終報告書に盛り込む方針を固めたというものである。

BSはハイビジョンと、BS1かBS2のいずれか1波が、ラジオはAM第二かFMのいずれか1波が、それぞれ削減対象になるらしいのだが、こんな大事なことが一大臣の「私的」な「懇談会」なる場所で、視聴者に何の相談もなく勝手に決められてしまっていいのか。

BSについては分からないでもない。地上デジタル放送が本格化した今日、わざわざBSでもハイビション放送をする意義は薄れているし、難視聴対策のためのBS1、2複数チャンネル制もその役割を終えつつある。将来的にチャンネル数を削減することに合理的な理由がないわけではない。

問題はラジオだ。AM第二は各種語学講座、教養講座のみならず、定時の気象通報も放送している。これを廃止するとなると、国民生活への影響は甚大である。また、FMについても、民放FM局のある大都市圏ならいざ知らず、地方ではFMはNHKだけというところはまだまだ多い。何を隠そう、我が奈良県でもお隣京都の民放FMは受信できるが、ミニコミ局を除けば民放FMはまだ1局もない。田舎の人間には音楽放送は要らないとでも言うのだろうか。

個人的な話で恐縮だが、私としてはどちらが廃止されても非常に困る。毎日ラジオからタイマー録音するAM第二の英語講座とFMのミュージックプラザは、通勤途中の貴重な勉学と娯楽の時間を提供してくれているのだ。

同じ立場の人は多いと思う。これだけ豊富で質の高い各語学講座は他に類を見ないし、クラシック音楽のみならず日本の古典芸能から民謡まで幅広いジャンルをカバーするFM放送は、民間FM局がどう逆立ちしても担い得ない文化的意義を持っているのだ。

そもそも、一体なぜNHKの電波を減らさなければならないのか。経営合理化のためと言うなら、人件費や番組外注費など削減すべきところは他にいくらでもある筈だ。それよりも、素人にも分かりやすい形で合理化の成果を手っ取り早く見せたいという、竹中氏一流のスタンドプレーのような気がしてならないのである。

それとも、NHKだけが8つも電波を持っていることに対する民放各局の反発ないし嫉妬でもあるのだろうか。それならば反論したい。民放TVは昼間、何を放送しているのか。昔やったドラマの再放送ばかりではないか。BSデジタルは何を放送しているのか。ドラマの再放送ならまだしも、テレビショッピングばかりではないか。

民放ラジオ局はさらに惨憺たる有様だ。夜は野球中継で何とか聴取率を稼いでいるが、昼間のトーク番組を聴いてみるがよい。一度スタジオを見学したことがあるが、出演者は決められたCMタイムだけを気にして、それまでの時間を一般人の井戸端会議と何ら変わることのないただの雑談で繋いでいるだけだ。ロクな放送ソフトを作る能力もない民放が、NHKが8波持っていることにやっかみを言ったところで、それはお門違いというものだろう。

広告収入が全ての民放には出来ない番組作り。それが公共放送たるNHKに課せられた使命であり、存在意義でもある。もちろん、経費不正使用問題などが次々に明るみに出たNHKには、解体的出直しをしてもらわねばならない。トンネル子会社との不明朗な下請関係にもメスを入れる必要がある。

しかし、そうした経営合理化が必要なことは、受信料不払いの増加に直面したNHK自身が、誰よりも身に沁みて分かっているはずだ。NHKには是非、自らの手で経営改革を成し遂げてほしい。それこそが、国民の受信料に支えられた公共放送として果たすべき責任であろう。役所の仕事はその過程をしっかりチェックすることであって、どの電波を削減せよなどと事細かに指図することではない。総務省の余計なお節介は、NHKの自主的な改革を妨げるだけである。

なお、雑誌『選択』6月号に「『竹中NHK改革』の不可解 誰もチャンネル削減など望んでいない」と題する記事が掲載されている。視点は多少異なるものの、ほぼ同じ論旨であることを付言しておく。

6月1日の練習内容 ビルドアップ15キロ

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