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2006/03/06

『坂道の家』

先日読み終えた松本清張『黒い画集』所収の短篇をTVドラマ化したもの。90年代初めに制作されたもので、最近の清張リバイバルブームの先駆けかもしれない。

実直で金儲けだけが生き甲斐だった小間物屋の主人(いかりや長介)が、ある日店を訪れたキャバレーの女(黒木瞳)に惹かれ、次第に溺れて自ら破滅していくというストーリー。両人とも予想どおりの適役で、嫉妬に狂う中年男と、彼を手玉にとる魔性の女を、それぞれ好演していた。脇役では、小間物屋の女房役の白川和子と、キャバレーの仲間のホステス役の西川峰子が、ともに原作以上の存在感(?)を示していて、面白かった。

2時間枠の番組用だったようで、ビデオではCMがカットされて90分ほどしかないが、ほぼ原作に忠実に丁寧に作られている。「三丁目の夕日」ほどのスケールではないにしても、小間物屋の店先や木造の古アパートなど、昭和30年代の雰囲気が良く出ていた。演出はつい先日亡くなった久世光彦氏であった。

3月6日の練習内容 完全休養

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