旧約聖書?
アーサー・リディアードの『ランニング・バイブル』を読んだ。原題は Running with Lydiard。言わずと知れたランニング教則本の文字通り古典とされている本である。しかし、何となく今自分がやろうとしている方向性とは違っているように思った。
誤解があるかもしれないが、ヒルトレーニングなどで腿を高く上げ、足首のバネでしっかり地面を蹴るという練習が多いのは、従来の主流であった「ピストン型」のフォームを念頭に置いたものと思われ、足首や膝をあまり使わず地面にフラットに着地する「スイング型」のフォームが着目されている今日では、その内容はいささか古いのではないかと思う。このあたりは『21世紀のマラソントレーニング』をもう一度読み返してみたい。
しかし、それ以外の周辺部分では、「スタート前に走りすぎない」、「レース中、塩分を摂ってはいけない。熱射病の予防にはカリウムを摂る」、「カーボローディングの効果には疑問がある」といった話など、思わず膝を打つ記述も多く、参考にできそうだ。早速、塩カプセルの中身を見直さなきゃ(笑)。
なお、115頁にアリゾナ州の「タクソン」とあるのは Tucson のことと思われるが、それなら「ツーソン」である。ちゃんと調べてから訳してほしいものだ。
3月13日の練習内容 ジョグ10キロ
3月14日の練習内容 完全休養
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