荒川選手、金メダル!
トリノ五輪で荒川静香選手が金メダルを獲得した。国民的慶事として喜ぶという気持ちがないわけではないが、大会前からメダルメダルと何とかの一つ覚えみたいにヒステリックに喚いていたマスコミのように、結果だけをとらまえて一喜一憂したくない。
それよりも、今日に至るまでの厳しい練習の過程を想像し、またTV画面からもひしひしと伝わってくる、大一番での途轍もない集中力と冷静さ、そして、結果を出した後の会心の笑みを見て、レベルは全然違うが、同じアスリートの端くれとしてその喜びを共感するとともに、心の底からの敬意を覚えるのである。
古代ギリシャ以来、優勝者の頭に飾られる月桂冠は、「人間でありながら神に近づいた者」として称える象徴であるという話を聞いたことがある。まさに、彼女には「祝福」以上に、「敬意」をこそ捧げなければならないと思うのである。
2月23日の練習内容 ジョグ10キロ
2月24日の練習内容 完全休養
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