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2005/12/07

『亡命者 ザ・ジョーカー』

大沢在昌著。『ザ・ジョーカー』シリーズ2作目である。版元紹介は次のとおり。

子供(ガキ)には理解不能の美学がある。
「最悪のトラブル」をたったひとりで引き受ける最後のプロフェッショナル。

着手金は100万、仕事は「殺し」以外のすべて――。
六本木裏通りのバーに持ち込まれる無理難題を解決するジョーカーのもとに、長身白髪の英国人男性が訪れた。彼は20年以上前、ジョーカーが先代を継いで2代目となった初仕事の依頼人だった。
裏世界を生きるトラブルシューターのプライドと美学を描く!

12月6日の練習内容 完全休養
12月7日の練習内容 ビルドアップ15キロ(ラスト5キロはキロ4分)

感想は1作目のときと変わらない。この作者の持ち味をぎゅっと凝縮して、かつそれぞれに趣向を凝らした各短篇は極上のエンターテインメントだ。長さもちょうど良く、帰宅途上の通勤電車の中で1日1篇ずつ読み終えるたび、「毎日楽しませてくれてありがとう」と思わず言いたくなった。

元ボクサーのバーテンダー氏との出会いや、先代ジョーカーのこと、それに何より戦争のプロだったという本人の経歴など、たぶん意識的にだと思うが、未消化の材料も多く、続篇に期待するところ大である。

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