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2005/11/13

『半眼訥訥』

髙村薫さんのエッセイ集である。ああいう小説を書くのは一体どういう人なのかと、興味津々だったのだが・・・。

版元紹介はこんな感じ。

敗戦以来の昏迷の時代と噂される現代。我々は神々の消えた国で何をなすべきか。世相を見すえる作家の真摯な願い。初のエッセイ集
 海はひとに開いているか。閉じているか。
 大阪。誰もが自由にどの岸壁にも立てる。
 東京。竹芝・日ノ出桟橋以外はほぼ不可。
 高村薫さんはある日、《差異》に気づきます。この風景と民度の違い。そこから生ずる都市の気風――。
 近年、この国は少しおかしい。
 どうしてだろう。
 瞳孔を半分に、言葉を重く、当世を解析すれば……。その切れ味は鮮やかの一言。題名に偽りあり。孤立を恐れない物書きの勇気。著者初の雑文集です。(WM)

最近の世間の風潮を嘆き、今の「家」を巡る様々な事どもへの感想が述べられているが、紹介文にある「岸壁の東西格差」などを除けば、取り立てて鋭い観察ばかりとは言えない。自らの作品の文庫化に伴って改作を行った経緯に触れた一節はあるものの、結局、この作家の創作上の苦労というようなことを窺い知ることはできなかった。まあ、そのあたりは、当然「企業秘密」なのだろうけれど。

11月12日の練習内容 ペース走4キロ×4本(平均キロ3分57秒)を含む20キロ
11月13日の練習内容 LSD20キロ

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