フライング国勢調査
5年に一度の国勢調査が10月1日に行われる。昨日、自治会の役員の人が訪ねて来て、用紙を置いていった。明日集めるのでそれまでに記入しておくようにとのことである。しかし、調査は本来は10月1日現在の状況を調べるものであり、就業状況については直前1週間(9月24日から30日まで)が対象になっている。これでは完全にフライング調査だ。なかなか提出しない世帯もあるだろうから、早めに集めたい気持ちは分からないでもないが、10月1日まで交通事故で死んだりするかもしれないし、勤務先が突然倒産したり、リストラされることもないとは言えない。
もうひとつ問題があって、これだけ個人情報の取扱いが厳しくなった現在にあって、個人情報の代表みたいな国勢調査の調査票の扱いが極めて甘いと言わざるを得ないのだ。「記入した調査票は、正確な統計を作成するために、調査員によって記入もれ、記入誤りなどの確認が行われますので、そのまま調査員にお渡しください」となっている。調査員は非常勤の国家公務員で、守秘義務があるというが、所詮は近所のおっちゃんだ。プライバシーが完全に守られるかどうかはその人次第というのが実情ではないか。
調査票を封筒に入れ、添付されたテープで封をする「こともできる」が、なにか例外のような書き方である。私はもちろん封をしたが、自治会役員の人を信じていないと言わんばかりで、少しばかり後ろめたい。やはり原則封をする扱いとするべきだろう。さらに、このテープでは完全に封印できず、一旦開封してまた別のテープで再封印することも十分可能と思われる。記入もれ、記入誤りのない調査票を期限までに提出することを求められる調査員が開封することも十分に考えられる。
9月24日の練習内容 2キロ走(8分前後)×5本を含む14キロ
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