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2005/09/06

元近鉄ファンの独り言

今日のマスコミ報道から。

堀江貴文・ライブドア社長 「広島カープには興味を持っている。みんなに愛されているからどこかがスポンサーになったら絶対に強くなる。僕もできる限りのことをする」 (5日、広島県庄原市内の個人演説会で)

久万俊二郎・阪神タイガース前オーナー 「(星野仙一氏の巨人監督就任について)気持ちは絶対イヤです。でも野球界の成長、発展を考えたらね。巨人が強くなれば球界はうまくいく(以下略)」(5日、日刊スポーツの取材に答えて)

ゴマメの歯軋りと嗤ってもらって結構である。しかし、30年間応援してきた球団を突如として消滅させられてしまった元近鉄ファンとして、ともに到底看過できない発言である。

以下、巨人ファンは読まないで下さい(笑)。

9月6日の練習内容 完全休養

堀江氏がどれだけ阿漕な金儲けに走ろうが、知名度アップのために何をしでかそうが一向に構わない。それは個人の自由だ。しかし、仮にもわずか1年前には近鉄球団に対して「興味を持つ」どころか正式に買収を申し入れていた人間が言って良いことか。非礼にも程がある。

広島カープが嫌いで言っているのではない。近鉄ともども「リーグのお荷物」と言われ続けながら、古葉、西本の両名将の下でメキメキ力をつけ、79年、80年の日本シリーズで今も語り継がれる名勝負を繰り広げた好敵手である。堀江発言は広島カープとそのファンに対する侮辱でもあると思う。

久万氏の発言に対しては、もはや何をか言わんやである。これが当の巨人関係者ではなく、その宿命のライバルと言われる球団の前オーナーの口から出たというところが悲しいが、「巨人におんぶにだっこ」の体質を端なくも露呈したものだ。

そもそもパ・リーグの1球団が現実に消滅するところまで状況が追い込まれてもなお、セ・リーグの特定の1球団が弱くなることが、なぜ「球界の危機」になるのか。そこに至った球界全体の巨人依存構造にメスを入れずして、「野球界の成長、発展」などありえない。「巨人が強くなれば」の論理でドラフトを骨抜きにし、フリーエージェントでなりふり構わず他球団から4番打者を掻き集めた結果は周知の通りだ。

もし星野氏が巨人監督就任を受諾するなら、フロント陣の総入れ替えを含め、旧来の巨人の体質を一掃し、球界全体の改革に自ら率先して取り組むことを、就任の条件として突きつけてほしい。壮絶な闘いを覚悟しなければなるまいが、もしかするとそれは「野球界の成長、発展」のためのラストチャンスかもしれない。星野氏がそれだけの人物であるかどうかは知らない。しかし、巨人生え抜きの監督にはそんな荒業は到底できるはずがないのである。

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