« 2005年7月 | トップページ | 2005年9月 »

2005/08/31

何のために走るのか

「あなたはなぜ、何のために走るのですか?」

そう訊かれれば、ランナーの約7割は「健康(減量)のため」、約3割は「美味いビールを飲むため」と答えるだろう(笑)。しかし、この質問に大真面目に答えるのはなかなか難しい。

健康のため毎朝近所を30分ほどジョギングしているという程度ならともかく、フルマラソンの大会に毎年出場して、自己ベスト更新を目指すべく日夜練習を重ねているという部類のランナーにとっては、「なぜ、何のために走るのか」という問いは、結構重いものがある。自己ベストの達成感というだけでは説明がつかない、もっと根源的なものがあるような気がするのである。

8月31日の練習内容 ジョグ10キロ(月間走行距離 519キロ)

続きを読む "何のために走るのか"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/08/30

衆院選公示

第44回衆議院選挙が公示され、9月11日に向けた選挙戦が始まった。投票日は早朝からLSDに出かける予定があるので、今回は期日前投票に行くことになりそうだ。小選挙区で投票する候補者は、前職のT候補の対立候補と自動的に決まっている。郵政も年金も、この際全く関係ない。

8月30日の練習内容 ジョグ10キロ

続きを読む "衆院選公示"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/08/29

久々の筋肉痛

今日は久々の筋肉痛に加えて股ズレがひどく、通勤で自転車を漕ぐのも辛かった。おまけに朝から晩まで会議漬けで息つくヒマもなく、昨日とは異なる質の悪い疲れが溜まった。会社を出る時間も遅くなったので、思い切ってランオフにした。

chicken夕食は超回復を期して鶏の唐揚げで蛋白質補給。これで遅筋を増やそうというオヤジギャグだ(笑)。ただ、S先生によればトレーニングで遅筋線維の数が増えるわけではなく、ただ面積が広がるということらしい。従って、トレーニングをサボればまた元に戻ってしまうとのこと。継続は力なり、である。

8月29日の練習内容 完全休養

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005/08/28

遥かなる嵐山

arashiyama本日は箕面から嵐山まで、東海自然歩道経由のLSDに参加。思っていた以上にアップダウンがきつく、相当ヘバったが、何とか55キロを完走。企画いただいた「私は地図の読める女」(笑)ことS先生、ありがとうございました。

8月28日の練習内容 LSD55キロ

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005/08/27

着目点に着目

今日はポイント練習として4キロ走×4本。その中で、引き続きフォームの修正とチェックを試みた。これまで重心が少し後ろにズレて、そっくり返ったようなフォームになっていたのを矯正すべく、骨盤前傾に加えて上半身も少々前傾させてみる。いろいろやってみたが、どうも頭の位置が関係しているようで、目線を少し下げてみると効果がありそうだ。これまで真正面を見て走っていたのを、前方5~10メートルあたりの地面を見ながら走るようにしたら、それだけで頭頂部で数センチ前に動くのが分かる。その分、重心が前に移動するということだ。まだ慣れないのでぎこちないが、先週よりは走りが軽快になり、比較的ラクに走り終えた・・・ような気がする。何より着目点でチェックできるので分かりやすい。まだまだフォーム修正の摸索は続く。

蛇足ながら↑の「摸索」は、「模索」とも書くが、手へんの「摸」の方が、いかにも手探りという感じがしていいと思う。ハイハイ、「♪ヘイヘイホー」ってヤツですね。・・・それは「与作」(爆)。

8月27日の練習内容 4キロ走×4本を含む20キロ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005/08/26

ランナーの先天的素質

再び雑誌『ランナーズ』から。今月は別冊付録が2冊あって、そのうちの「筋肉の話」というのが興味深い。筋肉には大きく分けて2種類あり、スピードが速く、大きな力を発揮するが、長い時間は収縮できない「速筋線維」と、逆にスピードは遅く、あまり大きな力は発揮できないが、長い時間収縮可能な「遅筋線維」に分類される。ここまでは知っていた。

8月26日の練習内容 ジョグ10キロ

続きを読む "ランナーの先天的素質"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/08/25

サロマのDVD到着

毎日うまい具合にブログネタが到着するものだ(笑)。

というわけで、6月のサロマのDVDである。本篇はトップランナーを中心にレース展開を振り返るというもの。今回は世界大会と同時開催なのでなかなか見応えがある。オマケとして全ランナーのフィニッシュシーンや関係者の挨拶などがついている。

少し前に届いた記録証の写真からも、最後はひどいフォームで走っていたことが分かっているので、あまり見る気がしなかったのだが、本篇だけでもと思って見てみると、最後の方で何人かのランナーのフィニッシュシーンが写っている中に、ほんの一瞬だが自分も写っていた。オマケの方は固定カメラの流し撮りだが、こちらはアップの鮮明な画像である。幸い、下半身のフォームの乱れや太い脚があまり写っていないので(笑)、これはいい記念になる。

8月25日の練習内容 ビルドアップ15キロ

cap023 

cap020

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/08/24

戦場のボストンマラソン

boston0084月のボストンマラソンの記録証が公式記録集とともに到着した(←名前のところは細工してある)。レース後間もなくハガキで速報値は通知されていたが、公式記録集が完成するまでは非公式タイムとの注釈があった。レースから4か月を経てようやく公式記録として確定したわけで、この辺りはさすがにアメリカ的な大らかさだ(笑)。現物はレターサイズ(ほぼA4版)の大きさの分厚いもので、日本のようにハンコではなく主催者代表3名の署名が入った、なかなか立派なものである。

公式記録集にも順位、氏名、年齢、出身州(または国)、記録(オフィシャル及びネット)、部門別順位が掲載されているが、何せ全完走者18,322名(完走率実に96%!)というだけに、虫めがねが必要なほど小さな字だ。5キロラップは個人の記録証にも載っておらず、ちょっと不親切な気がする。

それはともかく、公式記録集をパラパラ繰っていると、面白い記事が出ていた。

8月24日の練習内容 完全休養

続きを読む "戦場のボストンマラソン"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/08/23

地面からの反発力で走る

最近ずっと考えていて実践に努めていたことが、今月発売の『ランナーズ』にちょうど載っていた。「骨盤前傾」とか「体の重心の真下で着地する」とか「足底全体でフラットに着地する」といった幾つかのコツが、全てここに集約されるような気がする。

要するにこういうことだ。走るという動作は、歩くのと違って空中に滞在する時間があり、着地する衝撃の反作用として、地面から反発力を受ける。この力を前方への推進力に変えてやれば、地面を「蹴る」動作をしなくても体は前に進むというものだ。別の言い方をするならば、脚の筋肉は自らの主動的な運動ではなく、着地の衝撃に耐えるという受動的な働きによって推進力を生み出すということである。記事には「着地の衝撃が頭に抜ける」という言い方がしてあった。これも何となく分かる。

タイトルには「目からウロコの新事実」とあるが、こういうことは以前にも本で読んだりして知識としてはもっていた。しかし、ボストンの反省から、骨盤前傾や、着地と重心の位置関係などを意識し始めて数か月にして、ようやく朧げながら体で理解できるようになってきたのだろう。本当に、知識というものは目で読み、頭だけで理解しようとしても、何の役にも立たないものだ。

8月23日の練習内容 軽いビルドアップ15キロ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/08/22

防府申し込み完了

奈良陸協から参加承認が届いたので、防府読売マラソンの申し込み手続きを本日済ませた。ネットで全て済んでしまう福知山などと違って、まず申し込み用紙を入手し(今はネットで取れるが)、必要事項を手書きで記入し、陸協の参加承認のハンコをもらい、参加費を添えて現金書留(!)で郵送するという、非常に煩雑な手続きを踏まなければならない。

これは防府だけではなく豊橋もそうだし、去年の福岡や03年の東京女子でもそうだった。陸連・陸協主催で参加標準記録が厳しい大会は、ほとんどこの形式のようだ。参加者がそれほど多くないので、ネット申し込みなどに頼らないで済むということもあろう。しかし、従前のやり方を踏襲することが伝統と格式ある大会の条件であるかのように、主催者も、また参加者も勘違いしているのではないだろうか。

8月22日の練習内容 ジョグ10キロ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/08/21

今回もラッキー!

今日はKさん、Nさんと吉野LSD。天気予報は当初「曇り時々雨」だったのがコロコロ変わり、当日朝には「晴れ後雨」となった。実際その通りとなり、朝7時に明日香村を出発する時は晴れていたが、途中から曇ってきて、明日香村に戻って来た頃にちょうど雨が降り始めた。「たちばな」で入浴して出てきた時にはもう本降りになっていた。

前回7月31日の時と同様、本当にラッキーだった。共通メンバーのKさんか私の日頃の行いがよほど良いからに違いない。いや、本当に行いが良かったら終日雨は降らないか(笑)。

8月21日の練習内容 LSD37キロ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/08/20

『天使の爪』

『天使の牙』の続編で、上下巻1200頁近い長編である。例によって版元の紹介文。

関東信越厚生局麻薬取締部を乗っ取った全裸の女。犯罪交渉人として指名されたのは、麻薬Gメンの神崎アスカだった。籠城事件の背後には、諜報活動で圧倒的な優位に立とうとするロシア情報機関の思惑が……!? 本作は『新宿鮫』で知られる大沢在昌が1995年に刊行し、11万部突破のベストセラーを記録した代表作『天使の牙』の続編。主人公は警視庁勤務時代、任務遂行中に狙撃され、自らの脳を別の女性の肉体に移植する手術を極秘裡に受けた過去を持つ麻薬取締官の神崎アスカ。脳移植技術を独占するために彼女に接近するSVR(ロシア対外情報局)と、それを阻もうとする米CIA ― アスカはやがて、ロシアが生み出した「もう一人の脳移植者」と対決することに。米ロ諜報戦争を軸に、かつてアスカの婚約者だった刑事・古芳和正との愛と葛藤の物語が展開される。

8月20日の練習内容 4キロ走×4本を含む20キロ

続きを読む "『天使の爪』"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/08/19

西京極を測る

平日の練習場所としている西京極運動公園の周回路は、1周約1.25kmということで練習記録をつけてきた。8周で10kmという具合である。以前ここで練習会を主催されていたKさんからそう聞いたからだが、体感スピードからしても大体そんなものだろうと思っていた。

最近、スタート位置を公園入り口付近から、少し東に入ったトイレ付近に変更したことで、休憩を入れてもタイム管理がしやすくなったので(これも「思い込み」からの脱却だ)、昨日ランオフにした機会に一度正確に距離を測り、ついでに1キロポイントも確定しておこうと思い立った。

測定方法は自転車の車輪を利用する極めて単純なものだが、1センチ単位の精度を有する(多分・笑)。用意するものはビニールテープ、ハサミ、メジャー、数取器(交通量調査などで使うもの)、電卓。

まず、車輪に目印のテープを貼り、路上で1回転させて車輪の外周長を測定する。今回使用したのは26インチ車なので、26×2.54×π=207.4cmが理論値だが、実測値もぴたりその通りだった。日本の工業製品の優秀さに改めて驚かされる。スタート地点に車輪のビニールテープを合わせてから測定開始。ゆっくり転がしながら車輪の回転数を数取器でカウントする。その結果に先ほど測定した外周長を乗じ、1回転未満の端数実測値を加減すればOKである。

goku じゃじゃ~ん! その結果、1周1260.84mと判明した。約10mの誤差はあったが(短くなくて良かった・笑)、Kさん情報はほぼ正確だった。しかし、1kmポイント(→)が予想より数十メートルも先だったことが判明。こちらはちょっとショックだった。公園内なのでスピード系の練習には不適だが、普段からのペース管理がこれでより正確にできるようになるだろう。エクセルで換算表も作っておこう。

失敗がひとつ。ちんたら自転車を転がしていたら腕にいっぱい蚊が・・・。カウントに必死なので追い払うわけにもいかず、好き放題に咬まれた。虫よけスプレーを持って来るんだった(泣)。

8月19日の練習内容 ジョグ15.13キロ(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/08/18

「ディプロマ」その後

diploma007ランナーズ主催の「フルマラソン1歳刻みランキング」に3回掲載され、そのうち福岡国際の自己ベストではない記録で「ディプロマ」が発行されたことを以前に書いた。一旦は諦めていたが、もう福岡国際に出られないかもしれなくなり、Hさんの掲示板で背中を押していただいたこともあって、思い切ってランナーズ社にメールして、福岡の記録でディプロマを再発行してもらった。←早速スキャナーを使ってみた(笑)。名前のところは細工してある。

先方もこのミスには既に気付いていたようで、他にも同様のケースが何件か出ているらしい。折角の良い企画だけに、必要な修正を施して今後も続けてくれるよう希望するとともに、これだけで何回もブログネタを提供いただいたことに感謝したい(爆)。

8月18日の練習内容 完全休養

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/08/17

宮城沖地震余波

このタイトルで記事↓の内容が推測できた方・・・鋭いです(笑)。

8月17日の練習内容 ジョグ10キロ

続きを読む "宮城沖地震余波"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/08/16

思い込んだら

試練の道を・・・ではない(笑)。今日は午後から家の用事があるため、午前中に明日香~吉野LSDに行った。朝方はかなり涼しく、明日香村にも秋の気配が濃くなった。おとといに続いて40キロを無事完走したが、こうしばしば行くとBGMの選定に苦労する。4時間以上にもなるので、勢いブルックナーかマーラーの長大な交響曲を選ぶことが多くなるが、さすがに少し飽きてきた。

他に何かいいチョイスはないかと暫く考えて、以前にも触れた「ミュージックプラザ」(MP)を録音したMDが2日分あることに気づいた。いつもは通勤途中に前日分の録音を聞くのだが、月火が夏休みのため浮いてしまっていたのだ。MPは1回2時間なので往復で2日分をぴったり聞き終える計算になる。

今までMPは通勤のときに聞くものだと思い込んでいて、LSDに使うことなど端から考えていなかったのだが、やってみると実に具合がよろしい。何も考えなくても初めからちょうど2時間のプログラムを組んでくれていて、おまけに知らない曲も聞けて、意外な発見があったりする。

日常の生活の中で、思い込みで行動していることが多いと思われる。柔軟な発想で新しいアイデアに挑戦し、日々の生活を少しでも充実したものにしていきたい。

余談になるが、冒頭の「巨人の星」のテーマソングの出だしのところ、画面は整地用のローラーを引っ張るシーンになっていた。この歌詞を「重いコンダラ」と誤って聞き、あれは「コンダラ」という名前のしごき道具(?)なのだと勘違いした人がいるというのは有名な話だ(笑)。

8月16日の練習内容 LSD40キロ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/08/15

複合機、購入!

4年ほど使ったプリンターの調子が悪くなったので、思い切って複合機に買い替えた。プリンターにスキャナー、カラーコピーの機能までついて、価格は今のプリンターとほぼ同じである。この種デジタル商品の宿命とはいえ、急激な価格破壊には驚くばかりだ。

8月15日の練習内容 ジョグ12キロ

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2005/08/14

女王の貫禄

今日は午後から吉野LSD。いつもは午前中に行くのだが、二日酔いでそれどころではなかった。ただ、午後からも曇り時々小雨でそれほど暑くなかったので助かった。復路で心拍数が上がる現象は相変わらず。やはり気温より持久力の問題か。

夜は世界陸上女子マラソン。予想どおり序盤からラドクリフが飛び出し、他のランナーを振り落とすサバイバルレースの様相となった。顔を歪めながら必死に喰らいつく原の姿に、胸を締めつけられるような思いだった。弘山も最後までよく粘った。

8月14日の練習内容 LSD40キロ(BGMはブルックナー第2、6、8番)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/08/13

おめでとう、GTO!

shiga今日から16日までのお盆休みはランニング三昧となりそう。今日は滋賀LSD。総勢約30名と空前の賑わいとなった。もう誰が誰やらという状態だが、ネットで名前だけ知っていた何人かの方とお会いできた。阿星山の登りでは奈良県勢が大活躍した。

打ち上げ宴会でたらふくビールを飲み、談笑した後、帰宅途中の電車の中で世界陸上男子マラソンの中継を見る。大方の予想では高岡のメダル獲得が有望とされていたが、自分としては尾方を応援していた。優勝した福岡国際を自分も走ったという思い入れもあるが、あの強風下にもかかわらず上位でほとんど唯一人、35キロ以降もラップが全く落ちなかった彼の、冷静な判断能力と終盤の強さに魅せられていたのだ。

先日書いた、後ろにも庇があるランニングキャップを被っていたのも良かった(笑)。明日は女子マラソンだ。

8月13日の練習内容 LSD30キロ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/08/12

Memento mori

このところ蝉の死骸をよく見かける。通勤途上の道路でも、西京極運動公園の周回路でも、あちこちで仰向けに転がっている。昨夜はどうして迷い込んだものか、駅のホームの上でほとんど死にかけているクマゼミを見た。日中あれだけ喧しく鳴いて、暑さを一層掻きたててくれる蝉も、最後はそうやってみんな死んでいくのだ。

「日本の夏は死の季節だ」と言ったのは誰だったか。とりわけ8月は「死を思う」機会が多い。お盆の伝統行事はもちろん、ヒロシマ、ナガサキ、8月15日。そして20年前の今日、日航ジャンボ機が御巣鷹山に墜落した。最近読んだ『沈まぬ太陽』に生々しく描かれた事故の模様や遺族の悲しみに改めて思いを致すとともに、当時東京勤務で事故機に搭乗する可能性もあった自分が、今もこの世に生を享けて在ることの有難さを思う。

8月12日の練習内容 軽いビルドアップ10キロ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005/08/11

年内のレース

年内の出場レースを決定、それぞれ申し込みの手続きを始めた。

  • 10月16日 マキノ健康栗マラソン 10キロ
  • 11月23日 福知山マラソン     フル(練習)
  • 12月18日 防府読売マラソン    フル

サロマの後遺症で2週間を棒に振ってしまったが、ようやく走り込みが軌道に乗りだした。早めにスタートした減量も徐々に効果が現れてきた。昨年同様、走り込み→距離走→スピード練習→レースペース走→調整と「期分け」を行い、自己記録更新に向けた練習を積み重ねていきたい。

8月11日の練習内容 LSD20キロ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/08/10

低炭水化物ダイエットの危機?

今週の雑誌『アエラ』に「低炭水化物ダイエット 米で人気急落の理由」という記事が載っていたので、本屋で立ち読みしてみた。記事はいくつかのデータと専門家のコメントを適当に並べただけの、あまり掘り下げた内容のものではなかったが、一面の真実は告げているだろう。

炭水化物さえ制限すれば、脂っこい肉は好きなだけ食べていいというアトキンス式ダイエットは、いくら何でも少し極端だろうと思っていた。『スーパーサイズ・ミー』の中でも散々出てきたが、もともとボリュームたっぷりなアメリカ的食生活で、肉は食べ放題だと言えば、明らかにカロリー過剰になるだろう。記事の中では、リバウンドが起きやすい、悪玉コレステロールが増加するといったデータの他、このダイエット法の主導者で最近亡くなったアトキンス博士自身が、実は太りすぎだったという説まで紹介されている。

ダイエットの基本はやはり「摂取カロリー<消費カロリー」に尽きると思う。しかし、その上でなお、低炭水化物食には意味があると思う。専門家ではないので正確な記述ではないかもしれないが、人間の体は長く続いた狩猟採取時代の代謝機能を色濃く残していて、必要以上のカロリーは脂肪に変えて蓄え、来るべき飢餓に備えるようになっている。特に、農耕が広まってから食べるようになった穀物、とりわけ精製された白米やパンなどの糖質は体にとってはまだ新参者で、すぐ使わないエネルギーとして脂肪に変わりやすい。同じカロリーを摂るなら、なるべく炭水化物以外で食べる方がいいのだ。

簡単に言えば、痩せるには可能な限り狩猟採取時代の食生活に戻るのが一番だということになる。新鮮な獣肉、魚、貝、それに植物では果実、木の実、精製されていない穀類・・・。腹が減っても、すぐに食べ物にはありつけない。獲物を探して動き回らなければならないのだ。そう考えると、朝夕、食事前にランニングすることは、実に理に適っていることなのかもしれない。

8月10日の練習内容 ビルドアップ15キロ(もちろん夕食前に・笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/08/09

衆院解散余波

通勤途中、ラジオかネットワークウォークマンをイヤホンで聞いていることは以前にも書いた。ウォークマンにはランニング用の音楽の他に、「ビジネス英会話」1週間分と、NHK-FMのクラシック番組「ミュージックプラザ第1部」前日分の録音が入っている。

この番組、平日の午後2時から4時までの2時間枠の放送で、片道1時間強の通勤電車内で聞くのにちょうどよい長さである。以前は同じ枠で「ミュージックポプリ」というちょっと気の利いた番組名だったものが、何年か前に現在のいかにも投げ槍なタイトルに変わった。女性ナレーターの年齢も推定15歳は上がった(笑)。

それはともかく、毎日それなりに選曲にバリエーションを持たせていて、特定の作曲家や演奏家の特集をやってみたり、ある国や地域の音楽ばかり集めてみたり、時には管楽器だけで2時間通したりする。名前すら聞いたことのない作曲家の珍しい作品が聞けたりするのでなかなか重宝している。

それで、今朝も電車に乗って昨日の録音を聞こうと再生ボタンを押したら、時報と同時に何といきなり甲子園の高校野球の実況が始まった。一瞬、誤ってAM放送を録音したのかと思ったが、毎日同じタイマーを作動させるだけなので間違える筈はない。

8月9日の練習内容 完全休養

続きを読む "衆院解散余波"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/08/08

ほんじゃま~

立秋を過ぎたがまだまだ暑い。暑さと汗の大嫌いな私には地獄のような日々である。会社帰りに練習するときは当然着替えるのでそれほど苦にならないが、問題は朝、駅から会社まで20分ほど自転車を漕ぐ間である。

なるべく建物や街路樹の陰を走る。シャツのボタンを1つ2つ外す。信号のタイミングを覚えてなるべく止まらないようスピードを調整する・・・。いろいろ対策を講じているが、これまで帽子は被っていなかった。蒸れて暑くなるのが嫌だったのと、駅から会社までは西北方向に当たり、朝は太陽を背にして走るので、あまり意味がないと思っていたのだ。

しかし、ふと人間の体温調整機能は後頭部にあるという話を思い出し、サンバイザーを使ってみることにした。はい、そうですね。酢、醤油、味醂を同量ずつ用意して・・・。それは三杯酢(笑)。じゃなくて、去年東京出張の時に買って余り使っていなかったアディダスのサンバイザーをロッカーから取り出した。これを早野凡平よろしく(古っ!)クルっと半回転させ、庇を後ろに回して使うのだ。見た目はちょっとヘンだが効果は抜群。体温の上昇が抑えられるのが実感できるし、汗の出方も少しマシになった。そういえば、ウルトラ用のランニングキャップは後ろにも庇があるが、そういう機能があったんだなあ。

8月8日の練習内容 ジョグ10キロ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005/08/07

夏祭り

fireworkこの土日は我がニュータウンの夏祭り。毎年恒例の行事で、中身の方も毎年恒例。昼は子供神輿が暑い町内を練り歩く。夜は公園で盆踊り&カラオケ大会。結構な数の夜店が出て、締めが打ち上げ花火というもの。この花火が最大のイベントで、周辺から結構見に来る人がいて、我が家の前の川沿いの道は毎年格好の駐車場所にされてしまうが、年に2度、お花見と夏祭りのときだけなので我慢している。

少し前までは子供にせがまれて夜店に連れて行ったりしたものだが、もうそんなこともなくなり、家の前で一緒に花火を見るだけになってしまった。そのうち、子供たちも別のところで別の人間と見たりするようになるのだろうな。

8月7日の練習内容 LSD40キロ(BGMはブラームスの交響曲全4曲)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/08/06

腹筋百遍、胃自ずから通ず

筋力トレーニングというのはあまりやらない。ある運動に必要な筋肉は、その運動をすることで最も効率的に鍛えられるはず、というのが表向きの理由だが、単に面倒だからというのが本当のところだ(苦笑)。ただ腹筋だけは例外的に続けている。経験的に、ただ走るだけでは十分に鍛えられない気がするからだ。

やり方は金哲彦先生ご推奨の、両脚を一気に上げてゆっくり下ろす、下の方の腹筋に効く方法である。サロマの反省から、このところ真面目に続けているが、一度に50回がやっとだったのが徐々に回数が増え、ついに百回を達成した。最後の方は腹筋が痙攣を起こしそうになったが、腹に力を入れた関係か、その後で急にお通じが来たというのがタイトルの駄洒落である。本当は胃ではなく腸なのだが、「意」に引っかけた。

8月6日の練習内容 4キロ×4本を含む20キロ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/08/05

『天使の牙』

しつこく大沢在昌である。しかし、柳の下にドジョウはいた。『新宿鮫』シリーズとは少し違ったテイストだが、こちらもかなり面白い。以下は、例によって版元の紹介文。上下を適当にまとめてある。

戦慄の新型麻薬を日本全土に蔓延させようと謀る強大な犯罪組織「クライン」。その絶対的な独裁者・君国辰郎の愛人・神崎はつみが逃亡。警視庁の芦田は女性刑事・河野明日香に、組織壊滅の切り札・はつみの護衛を極秘に指令する。明日香は単身はつみに接触。が、潜伏する二人に戦闘ヘリの銃弾の嵐。警視庁内部に裏切者か!? しかし、奇跡が! 美しい肉体に強い精神を移植した女・アスカの誕生だ。芦田はアスカを囮に再び組織壊滅を狙う。今度、彼女を護衛するのは明日香の恋人・古芳刑事。だが、古芳はアスカを明日香に死をもたらした原因と信じ、アスカは古芳に裏切りの疑惑を。疑心暗鬼に陥り不協和音を生じる二人に、警視庁内部の裏切者が放った刺客がつけ込む。一方、君国も、怜悧で冷酷、殺しを愛する男・神を送った。神は容赦なく確実に二人を追いつめていく。殺戮の血の雨の中、二人の逆襲はなるのか!? 緊迫した物語の果てに待つクライマックスは、読者を強く動かすだろう。興奮と感動のハード・アクション巨編傑作。

さすが商売だけあって、うまく纏めてるわ(笑)。

8月5日の練習内容 ジョグ15キロ(シャワーのちサウナ。終わってからの銭湯の話ではない・泣。)

続きを読む "『天使の牙』"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/08/04

サロマ記録証

saromaサロマ湖100kmウルトラマラソンのフィニッシュ写真入りの記録証が到着した。記録そのものは既にネットで確認したとおりで、グラフ化されたので後半見事に落ちているのが一目瞭然となったぐらいだが、フィニッシュ写真は初めて。見てまず思ったのは、太すぎ!ということだ。

脚はもちろん、腕、肩、胴回りまで・・・。よくこんな重そうな体を100kmも運んだものだ。その体重の何倍もの力が接地時に足に加わるのだ。爪が剥がれたぐらいで済んで良かったのかもしれない。

フォームはもう論外である。爪が剥がれた左足を庇うように、まさに薄氷を踏むような走り方をしていたのが写真でも分かる。ただ、出血はそれほどではなく、爪先のところがうっすらと赤くなっているぐらいだ。後日、フィニッシュシーンの入ったDVDも送られてくるが、今からあまり観る気がしない。

大会アンケートが同封されていたので、エイドに岩塩を置くよう、リクエストしておいた。

8月4日の練習内容 ビルドアップ10キロ(ラストはボストン以来久々のサブ3ペース)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/08/03

福岡、関門閉鎖!

今年の福岡国際マラソンの要項が今朝の朝日新聞に出ていた。Bグループのフルの参加標準は2時間45分となり、昨年より5分ハードルが高くなった。これにより、今季は福岡でなく防府がメインレースとなることが確定した。←の完走記にあるように、国内最高の大会にBグループとはいえ参加できた昨年の感激を、今年は味わうことができないのだ。非常に残念である。

今年は参加標準が厳しくなるという噂は前々から聞いていた。地元警察との協議が整わない、というのがその理由とされる。西日本随一の大都会で開催される大会だけに、市民生活への影響が大きいことは事実だろう。沿道で小旗を振って応援してくれる人々に勇気づけられたレースだったが、反面、長い時間待たされ、回り道をさせられて悪態を吐いている人たちもいて当然だと思う。「もし、自分がランナーでなかったら」という視点は絶対に必要だ。

ましてや、例年せいぜい100名足らずだったのが、昨年は一挙のその5倍ものランナーが参加し、しかも、持ちタイムが23分も遅いランナーたち(自分もその一人、いやほとんど最後の一人の部類だ)のせいで関門が緩められ、道路閉鎖が長引いたのだ。市民からの苦情が急増したことは想像に難くない。警察側の事情も十分理解できる。

しかしながら、↓に全文を引用したように、昨年、主催者側は「市民マラソン化への第一歩を踏み出した」ことを誇らしげに謳っていた。皮肉にも今年はそれに逆行するような結果となったことについて、責任ある立場の人から、納得はできなくとも理解のできる、きちんとしたコメントを発表してほしい。

ただ、500人が400人になろうと、弾き出されたランナーの無念にも関わらず、市民生活への影響面では現実的にはそれほどの差はないだろう。このぐらいの規模で開催実績を重ね、徐々に拡大していくしかないのかもしれない。ボストン、NY、シカゴ、ロンドン、ベルリン・・・。よく言われるように、欧米では首都級の大都市で何万人ものランナーが参加するマラソン大会が開催されている。例外もあるが、最初は数十人規模の大会だったのが、長い歴史の中で発展を遂げて現在の姿になった大会も多い。来年、福岡は第60回の記念大会を迎える。今後とも期待を繋ぎたい。

ところで、防府確定に伴い、11月の練習レースとして、4年ぶりとなる福知山が視野に入ってきた。最後の坂は考えなくて良いので、コースとしてほぼ完璧だ。

本日は息子の誕生日。おめでとう。しかし、刑法上はもう成年なのだよ。

8月3日の練習内容 LSD20キロ(BGMはブルックナー第8など)

続きを読む "福岡、関門閉鎖!"

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2005/08/02

通勤用イヤホン、その後

通勤用に使っているインナータイプのイヤホンを買い替えた話を少し前に書いた。耳の穴に差し込むイヤーピースという部品がSMLの3サイズ付属しているのだが、SとMの中間ぐらいがちょうど良く、ともに「帯に短し襷に長し」のSとMを交互に試したりしてみた。

結果、Mをあまり深く差し込まずに使うと、比較的自然な音場感で使用できることが分かった。ただ、その加減は微妙で、緩すぎると歩いている間に耳から外れたりするから厄介だ。まあそのうち慣れるだろう。たけしたさんのコメントにあったシリコンコーティングも一度試してみたい。

余談になるが、最近の「ほぼ日刊イトイ新聞」のコラムで偶然、同じインナータイプの米シュアー社の製品がiPodにお勧めということで紹介されていた。何でも、これまでのイヤホンやヘッドホンとは全く次元の異なる音らしい。お値段の方も$109-499と異次元の世界で、このぐらいになると正に「グレードアップ」だ。耳の型を取って作るカスタムメイドのイヤーピースまであるらしいが、これも相当なお値段だろう。

それにしても、たかがイヤホンで何万円もするとは。プロのミュージシャンがスタジオで使うのならともかく、通勤電車の中でBGMとして聞くには明らかにオーバースペックだろう。失くしたりしたら、泣くに泣けない。まあ、しばらくは国産を愛用することとしよう。

8月2日の練習内容 完全休養

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005/08/01

1歳刻みランキングのディプロマ

2005_07310002ランナーズ主催のフルマラソン1歳刻みランキングに3回も載ったことを以前に書いたが、入賞を証する「ディプロマ」(辞書を引くと「学位証書」とかいう意味らしいが、要するに賞状みたいなものだ)が届いた→。

ところが、である。確か46歳の部の福岡の記録で申請したつもりだったので、自己ベストでもあるその記録で発行されるものと思っていたのだが、届いたのは45歳の部に掲載された渡良瀬の時の記録だったのだ。

大会名まで特定して申請するようになっていたのかどうか記憶が定かでなく、申請期限をとっくに過ぎた現在、申請フォーマットすらもう見ることができない。もしかすると、氏名、住所などだけの簡単なものだったかもしれない。そうだとすると、原因は多分こうだ。そもそも、3回も載った原因は、以前の記事で書いたとおり、姓と名の間のブランクが3つとも異なっていたためだと推察される。とすれば、ディプロマ申請の際に私自身が無意識に打ち込んだ姓名の間のブランクが、福岡の記録の表記ではなく、渡良瀬のそれと一致したためではないか。

折角カラクリが分かっていながら(多分)、申請の際はそれを意に介さず、迂闊なことをしたものだ。ランナーズに連絡して福岡の記録で再発行してもらうことも考えたが、それでは三重掲載が明るみに出てしまう・・・(別に悪いことをしたわけではないが・笑)。この際、諦めるしかないだろう。かくなる上は、ランナーズには今季もこの企画を実施してもらいたいものだ。もちろん、姓名判別のプログラムを修正した上で。

8月1日の練習内容 ジョグ10キロ

| | コメント (0) | トラックバック (1)

« 2005年7月 | トップページ | 2005年9月 »