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2005/07/20

プロ野球改革

昨夜、いつものように西京極運動公園にジョギングに出かけたら、野球場に照明が点いていた。高校野球京都大会の試合が遅れてナイターになっていたのだ。ただ、阪神やパープルサンガの公式戦のときと違って声援もそれほど騒がしくなく、球場周辺も混雑していなかったので、走るのにはあまり影響はなかった。

自宅近くの練習場所となっている橿原神宮公苑内にも、奈良大会のメイン会場となる橿原球場がある。こちらは高校野球開催時は周辺の道路が混雑し、また歩道が狭いこともあって、試合時間をよく調べていかないと非常に走りにくい状況になる。

全国の高校球児は165,293人で、4年連続で過去最多を更新したそうだ。青少年の野球熱、いまだ衰えずといったところだが、彼らが目指すものは何か。以前なら当然のように(日本の)プロ野球で、地元球団か在京セ球団というのがよくあるパターンだったが、今では「ゆくゆくは米メジャーでプレーしたい」と考える野球少年たちも多いに違いない。日本のプロ野球がメジャープレーヤー養成リーグと化してしまう可能性は十分あるし、それどころか直接マイナーリーグに飛び込み、メジャーに挑戦する若者も増えてくるだろう。

そういう野球少年たちにとって、そしてファンにとって、日本のプロ野球が魅力ある存在であり続けられるのかどうか、今大きな転換期にある。それを象徴したのが昨年の近鉄・オリックスの合併騒動であり、選手会による史上初のストだった。その頃、ある掲示板にこう書いた。

今回の合併騒動を巡って、史上初のストを決行した選手会の英断は評価するとしても、その主張も、当初の「合併反対」から、次第に「近鉄球団は消滅してもよいから、とにかく球団数は維持してほしい」という、要は自分たちの雇用維持というホンネが透けて見えるものに変わっていったのは、あえて一近鉄ファンの立場だけから言えば残念で仕方ない。それよりも、事ここに至った本質的・構造的な問題はまだ何ひとつ解決されていないのである。今回の合意事項7項目でもなぜか最後に回されてしまっており、解決に向けての第一歩がようやく踏み出されたというに過ぎない。誰がそのイニシアティブを取るのか定かではないが、ともかくこれを解決して球界全体の巨人依存構造を脱却しない限りは元の木阿弥。パ・リーグの弱小球団がひとつ入れ替わったというだけの「大山鳴動、鼠一匹」に終わり、新球団がいかに新奇なアイデアを繰り出そうと、かつての日拓ホームやクラウンライターの二の舞になりかねないのである。(引用終わり)

それから1年近くが経過したが、巨人という1球団のTV中継の視聴率の低下をもってプロ野球全体の人気低迷が云々される頓珍漢な状況は、今もあまり変わっていない。昨日決定したドラフト制度改革は、オーナー会議の宮内議長をして「複雑すぎて自分には説明できない」と言わしめたという代物で、マスコミの論調も「透明・公平の理念からはほど遠いと言わざるをえない」とするものが多い。

しかし、これまで形骸化の一途を辿ってきたドラフト制度について、逆のベクトルでの検討が重ねられ、現実に自由獲得枠を1つ減らすという結論を得たことは、それなりに評価できるのではないか。まだまだ道は遠いが、最初の第一歩は踏み出されたと思いたい。そうでなければ、捨て石にされてしまった近鉄バファローズを30年間応援してきたファンの気持ちは収まらない。

7月20日の練習内容 ジョグ10キロ

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