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2005/06/29

マラソンは「知恵」のスポーツ

tanaka田中宏暁先生著『賢く走るフルマラソン』を読了。内容はかねてから先生が唱えておられる「ニコニコペースで走れば速くなる」「減量すれば速くなる」といった主張を集大成したもの。ひとことで言えば、タイトルに掲げた本書の副題「マラソンは『知恵』のスポーツ」、ということになる。

実は少し誤解していて、「ニコニコペース」というからにはジョグより少し速いぐらいのペースかと思っていたのだが、そうではなくてLT(乳酸閾値)近辺のスピード、あるいは自己ベストのマラソンの平均スピード程度ということなのだ。そりゃそうだ。いつもいつもジョグペースで練習していて速くなる訳ないわなぁ(ひとりだけ例外のランナーを知っているが・笑)。

この本にはなかなか面白いことが書いてある。最初まさかと思うが、説明を読めばナルホドと妙に納得させられる。

  • 筋力トレーニングに大きな意味はない。下手をするとマイナス効果。
  • インターバル練習のやりすぎは禁物。
  • 走るとき、あごは引くな。
  • レース当日の高炭水化物食は不利。
  • レース前のウォームアップでは全く走らない方がよい。

サロマの反省で一層の減量を図ると書いたが、言うまでもなくこの本の影響である(笑)。

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