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2005/06/07

『毒猿』

「海猿」ではない。(爆)

新宿鮫シリーズ第2巻『毒猿』を読了。例によって版元の紹介文を引用すると、

歌舞伎町の女・奈美。孤独な彼女が心惹かれる外国人・楊は、謎の影を持つ男だった。一方、「新宿鮫」と恐れられる新宿署刑事・鮫島は、完璧な「職業兇手」(殺し屋)が台湾から潜入していることを知る。「毒猿」と呼ばれる男が動きはじめた刹那、新宿を戦慄が襲う!鮫島は、恐るべき人間凶器の暴走を止められるのか?奈美の運命は……。圧倒的な興奮と感動がふたたび!!

ということで、サスペンスもアクションも第1作よりさらにスケールアップして手に汗を握らせるが、何より「人間」がきちんと描けているのが素晴らしい。
(以下、またネタバレです・笑)

中国系残留孤児の奈美が大都会の真ん中で抱える孤独。裏切りにあって恋人を殺された楊(毒猿)の凄まじい復讐心。日本まで彼を追いかけてきた台湾の警官・郭の執念。それに共鳴した鮫島は郭の遺志を継いで毒猿と対決する。やくざ映画って、ほとんど観たことないけれど、これは多分それに相通じるような「侠気」(おとこぎ)の世界なのだろうな。今回、恋人役の晶の出る幕があまりなかったのも、そのせいだろう。さて、次の第3作『屍蘭』では謎めいた女性たちが登場する。なかなか一筋縄ではいかない作家のようだ。

6月7日の練習内容 ジョグ10キロ

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コメント

まこてぃんさん、こんにちは。

私は『風化水脈』がいちばん好きです。正直いうと、『毒猿』までは、それほど好きではありませんでした。シリーズにのめり込んでしまってから改めて読み返すと、『新宿鮫』『毒猿』も楽しめるのですが。早く『風化水脈』までたどりついてくださいね(笑)。

投稿: meka | 2005/06/07 23:41

mekaさん、こんにちは。
利尻島一周でしたっけ? お疲れさまでした。私はサロマ100Kに出ます。
第1巻からハマってしまって、ゆっくり味わいながら読んでいますので、第8巻の『風化水脈』までたどり着くにはかなり時間がかかりそうです。(笑)

投稿: まこてぃん | 2005/06/08 09:51

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