ユリイカ!
左膝の違和感がまだ残るが今日の練習は20キロLSDと決めた。10キロだと騙し騙しでも何とか走り切れるが、20キロだとフォームや着地をしっかり見直さなければいけないと思ったのだ。走り初めは今週ずっと感じていたフォームの違和感が残った。体の左右がバラバラに動いているという感じだ。その証拠に、以前なら道路の端にある幅約15センチの白線の上を走ると、その幅の中に左右の足がほぼ納まったものだが、今日はかなりはみ出していた。無理に白線の中に納めようとすると内股の変な走りになる。そこで、それにはあまりこだわらず、金先生のテキストにあった「骨盤前傾」を意識し、ヘソから下のあたりを前に突き出すようにして走ると、体がすっと前に出る感覚が次第に呑み込めてきた。前傾させた骨盤の上に上半身をまっすぐに乗せ、頭から下ろした重心線の真下でしっかり着地するのだ。もともと上体がやや後ろに反ったフォームだったが、ボストンの中盤以降は顎が上がって頭の位置が後ろになり、重心が後方にズレていたに違いない。そのため重心より前方の着地となり、脚の後ろ側の筋肉が伸びた状態で走り続けたため、膝の関節にストレスが溜まったのだろう。この修正が効いたのか、復路は随分ラクになり、再び白線の中に両足が納まるようになった。体の軸がブレなくなったということだ。膝の痛みも感じない。そうか、やっと分かったぞ。思わず裸になって「ユリイカ!」と叫びながら走って帰ろうかと思った(謎爆)。
5月28日の練習内容 20キロLSD
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